万寿菊 マンジュギク マリーゴールド 角字で花と植物の名前、漢字表記

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万寿菊 マンジュギク マリーゴールド 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

万寿菊

マンジュギク マリーゴールド

英語:Marigold マリーゴールド

Unicode: [万_0x4E07][寿_0x5BFF][菊_0x83CA]

キク科コウオウソウ属のうち、草花として栽培される植物の総称です。メキシコ原産で、アメリカ大陸の熱帯と温帯にかけて約50種が分布します。
万寿菊と呼ばれるものは、このうちアフリカンマリーゴールドと呼ばれる、茎は太く草丈が高く上に伸びて、花弁が密に重なった手まりのような大輪の花を咲かせる品種となります。千寿菊と呼ばれる種類もあります。

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草丈がコンパクトで横に密に枝を広げ、小輪の花をたくさん咲かせる品種はフレンチマリーゴールドで、こちらは孔雀草と呼ばれます。一般的にマリーゴールドの名で販売されているものはこちらです。
名前にフレンチやアフリカンと付いているものがありますが、フランスやアフリカは原産地ではありません。アフリカンマリーゴールドはスペイン経由で北アフリカへ広がったことに由来し、フレンチマリーゴールドはフランスを経て広がったことに由来します。

また、花の色や形がよく似ている、キンセンカ(ポットマリーゴールド)を万寿菊と呼ぶこともあります。

英名「マリーゴールド」は聖母マリアの祭日に咲いていたため、「聖母マリア様の黄金の花」という意味で名付けられました。

メキシコでは、死者の日の祝祭を彩る花として大量に栽培されています。

アラブ首長国連邦の国花です。

一年草が多いですが、一部多年草や灌木もあります。茎は高さ30〜120cmで品種によって異なります。

葉は濃い黄緑色、羽状複葉で対生します。全草に独特の青臭い臭気があるものが多いです。

開花時期は4月~10月で、直径2~5cmぐらいの鮮やかな黄、橙、暗赤色などの美しい花が咲きます。
茎に継続的に新たな蕾ができて次々に開花し、4~10月まで花が咲き続けます。

根に線虫の防除効果があるので、コンパニオンプランツとして作物(トマトやレタス)の間などに植えられることがあります。
α-ターチエニールと呼ばれる成分を根から分泌し、土壌有害線虫に毒性を示し、防除効果が得られます。
アフリカン種の一部の種を除きほとんどの品種が線虫の長期間抑制効果を示します。

育て方は、日当たりと水はけの良い場所を好みます。耐寒性、耐暑性もあり、夏の暑に堪え、軽い霜ならほとんど傷みません。フレンチ種は、猛暑にはあまり強くないので、猛暑が続けば涼しい場所に置きましょう。

水はけのよい有機質の土を好みます。地植えの場合は、堆肥や腐葉土、元肥として発酵油かすもしくは化成肥料を漉き込みましょう。
鉢の場合は、赤玉土7:腐葉土3の土に少量の化成肥料を混ぜたものを使います。市販の花草用培土でも問題ありません。水はけを良くするため、軽石を鉢の底に敷きましょう。

水やりは、庭植えはよほど乾燥しないかぎり必要ありません。鉢植えは用土が乾き始めたら、たっぷり与えます。

施肥は、植えつけ時に堆肥や腐葉土などを混ぜておけば、やせ地でないかぎり、特に肥料を施す必要はありません。鉢植えでは、定期的にリン酸分の多い肥料を施します。

花言葉は「嫉妬」「悲哀」「勇者」「悪を挫く」「友情」「予言」「変わらぬ愛」「別れの悲しみ」。黄は「健康」「可憐な愛情」橙は「予言」「真心」八重咲きは「いつも可愛らしい」

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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