杜鵑草 ホトトギス 角字で花と植物の名前、漢字表記

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杜鵑草 ホ杜鵑草 ホトトギス 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。トトギス 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

杜鵑草

ホトトギス

英語:Japanese toad lily ジャパニーズトードリリー

Unicode: [杜_0x675C][鵑_0x9D51][草_0x8349]

ユリ科ホトトギス属の多年草で、日本の固有種です。北海道南西部、本州の関東地方以西・福井県以南、四国、九州に分布し、主に太平洋側の山地の半日陰地に生育します。
花が美しいため、観賞用に栽培されもいます。

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草丈は40~80cmで、茎は直立または、垂れ下がり、葉は左右に互生し長さは8~20cm、葉身は長楕円形から披針形で、先端はしだいにとがり、基部は円く茎を抱き、葉の両面に軟毛が生えています。茎には褐色の毛が密に生えます。

花期は8月~10月。花は漏斗状で、鐘形に開き、内面に紫色の斑点が多く、下部に黄色の斑点があります。紫色の斑点の大小、多少は個体差があります。
雄しべは6個で、花糸は互いに寄り添って束状に立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつけます。
和名「杜鵑草(ホトトギス)は、花の紫色の斑点のようすを、鳥のホトトギスの胸にある斑点に見立てたことに由来します。

果実は長楕円体の蒴果で、長さ30mm前後。種子は小円形で淡褐色をしています。

育て方は、鉢植え、庭植えとも、よく風の通る、明るい半日陰で少々湿り気のある場所が最適です。
種類によっては、特に暑さに弱い物もあるで注意してください。 春は日に当て、梅雨を過ぎたら明るい日陰で管理するようにしましょう。葉焼けを起こしやすいので、夏場は直射日光が当たる場所を避けましょう。

土は水はけさえよければ、あまりこだわりません。市販の草花用培土か、赤玉土に腐葉土とパーライトをそれぞれ3割混ぜたものに植えます。

水やりは、鉢植えは表土が乾いたら十分に与えます。庭植えにした場合は、よほど晴天が続かないかぎり不要です。

施肥は、元肥としてリン酸の多い緩効性化成肥料を一つまみ程度施します。
3月~5月に親指大の固形油かすを月に1個、6月~10月にリン酸が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。

花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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