松明花 ベルガモット タイマツバナ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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松明花 ベルガモット タイマツバナ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

松明花

ベルガモット タイマツバナ

英語:Bergamot ベルガモット

Unicode: [松_0x677E][明_0x660E][花_0x82B1]

シソ科の宿根性多年草で、北アメリカ原産です。ビーバーム、ベルガモット、モナルダとも呼ばれます。

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草丈40~100cm前後に育ち、葉や茎に芳香があります。
開花時期は6~9月で、真っすぐに伸びた茎の頂部に、花径4~6㎝程度の頭状花を咲かせます。原種の花は緋赤色でタイマツのような形に見えることから和名を「タイマツバナ」と呼びます。最近は、品種改良が進み、赤の他、白、ピンク、パープルなど、たくさんの花色が存在します。

花と葉がミカン科のベルガモットオレンジと似た甘い香りを持ち、ベルガモット、またはレッドベルガモットとも呼ばれる。乾燥させると香りはより強くなり、ポプリにも利用されます。
花の香りが良く開花時期が長めなため、養蜂家の蜜源植物として広く利用されており、「蜂の香油(ビーバーム)」とも呼ばれています。
殺菌力のある精油成分チモールを含みハーブとして利用されます。
喉の痛みや消化不良、駆風作用に効果があると言われています。また、柑橘に似た香りは鎮静効果があるとされています。青酸を微量に含むので多量の摂取は避けましょう。

ニューヨーク州西部を流れるオスウェゴ川近辺に住んでいた先住民オスウェゴ族が、初期の入植者にハーブティとしての利用法を教え、アメリカ独立戦争前後にイギリスとの関係が悪化し、茶葉が不足した時に、茶の代用品として重宝されたそうです。

育て方は、日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。暑さ、寒さ、乾燥にも強く、対策無しで冬越し、夏越しが可能です。
元々野草(ハーブ)なので性質が強く、植えっぱなしでも勝手に育ち、大株になります。また、こぼれ種でも増えていきます。

植え付け、植え替えの適期は、3月~4月、9月~10月です。

庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで、元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
鉢植えの場合は、市販の草花用培土か、赤玉土7・腐葉土3の配合土に緩効性化成肥料を混ぜ込んで土を作ります。

水やりは、庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。鉢植えの場合は、用土が乾き始めたらたっぷりとあたえます。夏場は乾燥しやすいので水切れに注意しましょう。

施肥は、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。追肥は、3月~4月の春、9月~10月の秋に、緩効性化成肥料を株元に置き肥して下さい。春から開花までの間、生育の様子を見ながら液体肥料を追肥します。

花言葉は「野性的」「安らぎ」「やわらかな心」「火のような恋」「感受性豊か」「燃える思い」「身を焦がす恋」「感受性豊か」「燃え続ける想い」「安らぎ」です。

同じくベルガモットと呼ばれるベルガモットオレンジは、ミカン科ミカン属の常緑高木樹の柑橘類で、種類が異なります。
ベルガモットオレンジはの主産地はイタリアで、果実は生食や果汁飲料には使用されず、専ら精油を採取し、香料として使用されます。
紅茶のアールグレイはベルガモットで香を付けた紅茶です。フレッシュな香りをもつため、オーデコロンを中心に香水にも使用されます。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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