柳 ヤナギ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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柳 ヤナギ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

ヤナギ

英語:Willow ウィロー

Unicode: [柳_0x67F3]

ヤナギ科ヤナギ属の落葉性樹木の総称で、別名は風見草、遊び草。主に北半球に分布し、日本では、一般的にシダレヤナギを指すことが多いです。水分の多い土壌を好み、よく川岸や湿地などに生えています。

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漢字表記には「柳」と「楊」があり、「柳」は枝が垂れ下がる種類、「楊」は枝が立ち上がる種類で区別されています。

大きなものは20mぐらいまで成長します。世界に約350種存在し、高木から低木、ごく背が低くて這う種類もあります。
主に温帯に生育し、寒帯にも生息します。高山やツンドラでは、背の低い地を這うような樹木となります。日本では主に水辺に生育しますが、山地に生育する種類もいます。

葉身は単葉で線形、披針形、卵形など。葉柄は短く、互生し、まれに対生します。

雌雄異株で、花は小さい花が集まった穂になり、枯れるときには花全体がぽろりと落ちます。ほとんどが虫に受粉させる虫媒花です。

冬芽は鱗片もしく綿毛に覆われています。

種子は小さく柳絮(りゅうじょ)と呼ばれ、綿毛を持っており風に乗って散布され、中国において5月頃の風物詩となっており、古くから漢詩等によく詠み込まれています。

解熱鎮痛薬として古くから用いられてきました。19世紀には生理活性物質のサリシンが分離され、より薬効が高いサリチル酸を得る方法が発見され、その後アスピリンも合成されました。

湿潤を好み、強靭なしかもよく張った根を持つこと、また倒れて埋没しても再び発芽してくる逞しい生命力に注目され、植栽木として良く川や池の周りに植えられました。

育て方は、日当たりが良く、やや湿り気のある場所を好みます。良く成長するため、地植えの場合には、広いスペースが必要です。

乾燥を嫌うので、地植えの場合は、水もちの良い粘土質の土の場所を選びましょう。
鉢植えの場合は、赤玉土に、2割ほど腐葉土や堆肥を加えたものを使います。

乾燥を苦手とするので、水切れを起こさないようにしましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。
地植えの場合は、雨だけで大丈夫です。

施肥は、それほど多くの肥料を必要としません。花が咲き終わった後、4月と6月上旬に窒素分の多い、緩効性化成肥料を与えましょう。

花言葉は「従順」「自由」「悲哀」。 シダレヤナギは「悲哀」。 ネコヤナギは「努力が報われる」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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