知知武 チチブ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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知知武 チチブ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

知知武

チチブ

英語:Dusky tripletooth goby ダスキートリップトゥースゴビー

Unicode: [知_0x77E5][知_0x77E5][武_0x6B66]

スズキ目ハゼ科のハゼの一種で、別名チチブハゼ、ドンコ、カジカ、ダボハゼ。東アジア温帯域の淡水や汽水域で暮らしています。本州や、四国、九州に分布し、隠岐・壱岐・対馬・五島列島などの周辺離島にも生息しています。

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川と海を往来する回遊魚ですが、地方によっては陸封された個体群もいます。

成魚は全長8cmほどで、太くずんぐりした体形をしています。口は大きく、頭部は丸く、胴体も円筒形ですが、尾部は側扁(平べったい)します。
体色は黒っぽい褐色の地に、小さな白い斑点が散在し、脇腹に黒い縦帯が入ります。

転石やコンクリートブロックの隙間など隠れ場所の多い場所を好み、空き缶やパイプなどのゴミの中に潜んでいることもあります。水の汚れにも強く都市部の港や川にも住んでいます。

水温20℃を超えると産卵期になり、オスは石の下などに巣を作り、周囲を縄張りとし、メスが近づくと巣に誘い、産卵させます。産卵、受精後はオスが巣に残り、孵化まで卵を保護します。

食性は雑食性で、藻類や甲殻類、ゴカイなどの小動物を食べます。食欲が旺盛なため、チチブが数を増やすと他の小動物が食圧を受けて数を減らしてしまううこともあります。

地方によっては食用に漁獲されます。小型なら唐揚げや佃煮に、大型のものは開いて蒲焼にします。
ただし、身は美味しいのですが、骨が硬く食べられる部分が少ないので、あまり流通してはいません。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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