葉団扇豆 昇藤 ハウチワマメ ノボリフジ ルピナス 角字で花と植物の名前、漢字表記

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葉団扇豆 ハウチワマメ ルピナス 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

昇藤 ノボリフジ ルピナス 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

葉団扇豆 昇藤 ハウチワマメ ノボリフジ ルピナス

英語:Lupinus ルピナス

Unicode:
[葉_0x8449][団_0x56E3][扇_0x6247][豆_0x8C46]
[昇_0x6607][藤_0x85E4]

マメ科の耐寒性または半耐寒性の、一年草または多年草で、一部灌木状になるものも。地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布しています。

葉の形がうちわに似ているので「ハウチワマメ(葉団扇豆)」と呼ばれます。英名ルピナスは、ラテン語でオオカミを意味するルプス (lupus) の意味で、どんな土地でも育つたくましい様子を、貪欲な狼に喩えたものです。
藤に似た花が上向きに咲くことから、「ノボリフジ(昇藤、登り藤)」「サカサフジ(逆さ藤)」の別名もあります。

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草丈は50~180cmで、葉には長い柄があり団扇状に広がります。

開花時期は4月~6月頃、空に向かって長く伸ばした花茎に、大きな総状花序を作り、蝶形の花を多数咲かせます。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、青、紫、白など様々です。

古代には食用、飼料用、石鹸の材料として利用されました。

園芸植物としての栽培が始まったのは近世で、1911年に改良種が開発され、多様な園芸種が作られるようになり、現在は園芸植物としての栽培が一般的です。

ルピナスは他ののマメ科植物の多くと同様に、根粒菌との共生で大気中の窒素を窒素固定して得ています。この性質を利用して古代ギリシア以来、緑肥として利用されてきました。日本でも、明治期に緑肥用作物として導入されました。

冷涼で乾燥した気候を好むので、蒸し暑い日本ではほんとんどが一年草になります。原産地など気候があう場所では多年草になります。冷涼な北海道ではルピナスの群生が観光名所となっているも場所もあります。

育て方は、日当たりと風通しが良い場所を好みます。

秋に種をまき、翌年または翌々年の春に花を楽しみます。原産地では宿根性の多年草ですが、蒸し暑い日本では北海道などを除き、夏を越せずに枯れてしまうことが多いので、毎年種を蒔くか苗を植えることになります。
連作を嫌うので、一度栽培した土には、異なる植物を植えましょう。
大気中の窒素を窒素固定するので、枯れたルピナスは、そのまま土に梳き込めば緑肥になります。

酸性土壌を嫌うので、土壌が酸性の場合は、植え付け1週間前に石灰を混ぜ込んでおきます。

水はけと通気性、水もちの良い土が適しています。市販の草花用培土に軽石やパーライトを1割程度加えるか、赤玉土6:腐葉土3:軽石かパーライト1の割合で混合したものを使います。

水やりは、過湿を嫌うので、地植えは雨水のみで構いません。鉢植えは用土の表面が乾いてからたっぷり与えます。ただし、乾燥させると葉が黒くしわしわになり、最悪は落葉するので、水切れさせないように注意してください。

元肥として緩効性化成肥料を施します。地植えは、春に緩効性化成肥料を追肥し、鉢植えは、生育期間中に液体肥料を施します。多肥を好まないので、施肥量は少なめで問題ありません。

花言葉は「想像力」「空想」「いつも幸せ」「貪欲」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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