角字で 干支(えと) 午(うま) 庚午、壬午、甲午、丙午、戊午、漢字表記

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角字で 干支(えと) 午(うま) 庚午、壬午、甲午、丙午、戊午、漢字表記 干支(えと) 午(うま)(漢字表記)を角字で表現してみました。

干支 午

えと うま

Unicode:
【庚午】こうご  (かのえうま)  [庚_0x5E9A][午_0x5348]
【壬午】じんご  (みずのえうま) [壬_0x58EC][午_0x5348]
【甲午】こうご  (きのえうま)  [甲_0x7532][午_0x5348]
【丙午】へいご  (ひのえうま)  [丙_0x4E19][午_0x5348]
【戊午】ぼご   (つちのえうま) [戊_0x620A][午_0x5348]

 

十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を合わせて干支(えと)となります。

干支(えと)は基本的に十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて表します。

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十干と十二支は1年ずつ変化します。組み合わせが変わることによってその年の干支が決定します。例えば、十干が丙で十二支が子の場合は「丙子(ひのえね)」、十干が壬で十二支が寅の場合は「壬寅(みずのえとら)」となります。

干支(十干十二支)が一巡し起算点となった年の干支にふたたび戻ること(60年周期)を還暦といいます。

 

【庚午】こうご(かのえうま)

干支の組み合わせの7番目で、前は己巳、次は辛未。
陰陽五行では、十干の庚は陽の金、十二支の午は陽の火で、相剋(火剋金)。

火で熱した、金属の塊です。火が弱ければ固いままで、強過ぎれば溶けます。程良い熱が、金属を鍛えます。

生まれの性格や特徴
決断力、思い切りのよい、向上心、努力家、後悔しない、発展的、考えるよりも先に身体が動く、単純明快、ストレートでわかりやすい、喜怒哀楽のわかりやすい、損得勘定なし、忌憚ない発言

相性が良い干支は、「戊寅(つちのえとら)・癸巳(みずのとみ)・乙未(きのとひつじ)・壬戌(みずのえいぬ)・戊戌(つちのえいぬ)」です。
相性の悪い干支は、「甲子(きのえね)・丙子(ひのえね)・甲申(きのえさる)・丙午(ひのえうま)・丁亥(ひのとい)」です。

【壬午】じんご(みずのえうま)

干支の組み合わせの19番目で、前は辛巳、次は癸未。
陰陽五行では、十干の壬は陽の水、十二支の午は陽の火で、相剋(水剋火)。

太陽の上に、湖や海があります。一見大火と大水の位置が真逆のようですが、火は上昇し水は下降するので、陰陽交わり美しく輝いています。

生まれの性格や特徴
明るい、社交的、大物感、裏表がない、人懐っこい、物怖じしない、頭の回転が速い、聡明、博識、柔軟、斬新な考え、行動力、有言実行、ムラッ気、第六感、一匹狼

相性が良い干支は、「癸未(みずのとひつじ)・癸酉(みずのととり)・甲寅(きのえとら)・丁未(ひのとひつじ)・甲戌(きのえいぬ)」です。
相性の悪い干支は、「甲子(きのえね)・庚子(かのえね)・壬子(みずのえね)・己丑(つちのとうし)・戊子(つちのえね)」です。

【甲午】こうご(きのえうま)

干支の組み合わせの31番目で、前は癸巳、次は乙未。
陰陽五行では、十干の甲は陽の木、十二支の午は陽の火で、相生(木生火)。

火の上に、木があります。木が燃料となり、火は燃えさかります。 その熱さや明るさは、遠くからでも良く目立ちます。

生まれの性格や特徴
奉仕の精神、才能豊か、献身的、純真無垢、正直、穏やか、謙虚、アドバイザー役、リーダーシップ、気配り上手、信念、人材育成、のんびり、性善主義

相性が良い干支は、「己未(つちのとひつじ)・癸未(みずのとひつじ)・丙寅(ひのえとら)・丙戌(ひのえいぬ)・乙未(きのとひつじ)」です。
相性の悪い干支は、「戊子(つちのえね)・庚子(かのえね)・甲子(きのえね)・丙子(ひのえね)・辛丑(かのとうし)」です。

【丙午】へいご(ひのえうま)

干支の組み合わせの43番目で、前は乙巳、次は丁未。
陰陽五行では、十干の丙は陽の火、十二支の午は陽の火で、比和。

火の上に、太陽があります。 火のエネルギーが強く、勢いがありますが、力が過剰でコントロールしづらいでしょう。水があると、明るさや熱が抑えられて程よくなります。

丙午の迷信
「丙午(ひのえうま)年の生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮める」という迷信があり、これは、江戸時代の初期の「丙午の年には火災が多い」という迷信(実際に多いかどうかは正確な統計データはありません)や、天和の大火を引き起こしたとされる八百屋お七が丙午の生まれだとされたこと(生年・命日に関して諸説あり、創作である可能性が高い)からきています。

明治時代以降もこの迷信は続き、1906年(明治39年)の丙午では、前年より出生数が約4%減少しました。
この迷信は昭和になっても依然根強く、1965年11月に、1966年(昭和41年)の出生率は前年に比べて25%下がりました。
丙午に子どもを産む産まないで、離婚調停に至ったり、出生届をずらしたり、近所から嫌がらせを受けたなどの相談が多発しました。
山形市で、法務省山形地方法務局が主催となった「ひのえうま追放運動」が展開され、同月21日には市内パレードで啓発が呼びかけられました。以後も迷信追放運動が各自治体で行われてきました。

現在では、丙午年生まれの女性との結婚を敬遠したり、丙午年に女子の出産を忌避したりすることは、女性蔑視や人権の侵害と認識されています。

四柱推命の見解でも、「ひのえうま差別」は全くの迷信であり、実際の丙午の女性は、意見を押し付けたり、我を通したりはせず、強さの中にも優しさが表れる魅力的な人とされています。パワフルでエネルギッシュなので誤解されやすいのかもしれません。

丙は陽の火、十二支の午は陽の火で火の力は確かに強いですが、「女性」が陰陽では「陰性」に当たるので、むしろ力がコントロールされた状態といえます。丙午の女性は普段はっきりとした物言いですが、恋愛でも好きな人の前では弱気になる面もあるようです。また、一途で、好きになると相手をとても大事にする傾向にあるとされています。

生まれの性格や特徴
精神的に強い、タフ、逆境にも屈しない、パワフル、見た目もがっしり、完璧主義、周りの意見に流されない、気風よし、サバサバ、勝気、負けず嫌い、勝利を求める、エネルギッシュ、行動派、疲れ知らず、屈強

相性が良い干支は、「甲戌(きのえいぬ)・戊寅(つちのえとら)・乙未(きのとひつじ)・庚戌(かのえいぬ)・辛未(かのとひつじ)」です。
相性の悪い干支は、「庚子(かのえね)・壬子(みずのえね)・壬申(みずのえさる)・癸巳(みずのとみ)・戊子(つちのえね)」です。

【戊午】ぼご(つちのえうま)

干支の組み合わせの55番目で、前は丁巳、次は己未。
陰陽五行では、十干の戊は陽の土、十二支の午は陽の火で、相生(火生土)。

火の上に、固い土の山があります。 土は、火から力をもらい強くなっています。水や木があれば、より豊かになります。

生まれの性格や特徴
怖いもの知らず、動じない、知識よりも経験重視、行動力、ベンチャー精神、逆境でこそ力を発揮する、ピンチがチャンス、冒険心、前向き、強敵と出会うとうれしい、絶望的な状況も楽しめる、論理的思考、順序立てて考える、理論武装、ディベート好き、大器晩成、一度決めたことはやり抜く、チャレンジ精神旺盛

相性が良い干支は、「丙寅(ひのえとら)・戊寅(つちのえとら)・庚寅(かのえとら)・癸巳(みずのとみ)・丁未(ひのとひつじ)」です。
相性の悪い干支は、「甲子(きのえね)・庚子(かのえね)・壬子(みずのえね)・丙子(ひのえね)・戊子(つちのえね)」です。

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