角字で 干支(えと) 申(さる) 壬申、甲申、丙申、戊申、庚申 漢字表記

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角字で 干支(えと) 申(さる) 壬申、甲申、丙申、戊申、庚申 漢字表記 干支(えと) 申(さる)(漢字表記)を角字で表現してみました。

干支 申

えと さる

Unicode:
【壬申】じんしん (みずのえさる) [壬_0x58EC][申_0x7533]
【甲申】こうしん (きのえさる)  [甲_0x7532][申_0x7533]
【丙申】へいしん (ひのえさる)  [丙_0x4E19][申_0x7533]
【戊申】ぼしん  (つちのえさる) [戊_0x620A][申_0x7533]
【庚申】こうしん (かのえさる)  [庚_0x5E9A][申_0x7533]

 

十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を合わせて干支(えと)となります。

干支(えと)は基本的に十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて表します。

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十干と十二支は1年ずつ変化します。組み合わせが変わることによってその年の干支が決定します。例えば、十干が丙で十二支が子の場合は「丙子(ひのえね)」、十干が壬で十二支が寅の場合は「壬寅(みずのえとら)」となります。

干支(十干十二支)が一巡し起算点となった年の干支にふたたび戻ること(60年周期)を還暦といいます。

 

【壬申】じんしん(みずのえさる)

干支の組み合わせの9番目で、前は辛未、次は癸酉。
陰陽五行では、十干の壬は陽の水、十二支の申は陽の金で、 相生(金生水)。

金属の塊の上に、海や湖があります。 金属が水を呼び、水は自然に流れるべき方向へと流れていきます。

天智天皇11年(672年)に、太子・大友皇子に対し、皇弟・大海人皇子(後の天武天皇)が兵を挙げて勃発した古代日本最大の内乱を「壬申の乱」と呼び、反乱者である大海人皇子が勝利しました。

生まれの性格や特徴
学習意欲が高い、好奇心旺盛、飽くなき探究心、知識派、洞察力、器用、ポジティブ、ムードメーカー、コミュニケーションスキル、頭の回転が速い、才能豊か

相性が良い干支は、「庚子(かのえね)・癸巳(みずのとみ)・庚辰(かのえたつ)・甲子(きのえね)・甲辰(きのえたつ)」です。
相性の悪い干支は、「己卯(つちのとう)・丙午(ひのえうま)・戊午(つちのえうま)・丙寅(ひのえとら)・乙亥(きのとい)」です。

【甲申】こうしん(きのえさる)

干支の組み合わせの21番目で、前は癸未、次は乙酉。
陰陽五行では、十干の甲は陽の木、十二支の申は陽の金で、相剋(金剋木)。

秋にそびえ立つ木です、秋は金気で、木を傷つけますが、木は洗練され、材料や燃料となります。水があれば、木の力を補えます。

生まれの性格や特徴
天真爛漫、さっぱり気質、茶目っ気、愛嬌、人気者、陽気、自由、意外と常識人、仲間思い、包容力、献身的、ブレない、勉強熱心な努力家、器用、思ったより真面目、意外と慎重派、リスク回避

相性が良い干支は、「丙子(ひのえね)・壬子(みずのえね)・己巳(つちのとみ)・壬辰(みずのえたつ)・丙辰(ひのえたつ)」です。
相性の悪い干支は、「戊寅(つちのえとら)・庚寅(かのえとら)・辛亥(かのとい)・戊午(つちのえうま)」です。

【丙申】へいしん(ひのえさる)

干支の組み合わせの33番目で、前は乙未、次は丁酉。
陰陽五行では、十干の丙は陽の火、十二支の申は陽の金で、相剋(火剋金)。

金属を太陽が照らします。 金属は太陽で熱せられて熱くなり、光を浴びて光り輝きます。

生まれの性格や特徴
明るい、社交的、人情味、豊かな感受性、単純明快、シンプル、活発、そそっかしい、純粋、鋭い感性、空想好き、芸術性、高いセンス、不屈の精神、全力投球、向上心、強い運気、多才

相性が良い干支は、「甲子(きのえね)・辛酉(かのととり)・戊子(つちのえね)・乙酉(きのととり)・戊辰(つちのえたつ)」です。
相性の悪い干支は、「壬寅(みずのえとら)・庚寅(かのえとら)・癸巳(みずのとみ)・丙寅(ひのえとら)・戊寅(つちのえとら)」です。

【戊申】ぼしん(つちのえさる)

干支の組み合わせの45番目で、前は丁未、次は己酉。
陰陽五行では、十干の戊は陽の土、十二支の申は陽の金で、相生(土生金)。

金属の塊の上に、土の山が乗っています。金属が水を呼ぶので、山には潤いがあります。木があると、より豊かになるでしょう。

1908年10月14日に発布された明治天皇の詔書の通称を「戊申詔書」と呼び、これは日露戦争後の社会的混乱などを是正し、今後の国家発展に際して必要な道徳の標準を国民に示そうとしたものです。これをきっかけに地方改良運動が本格的に進められました。

生まれの性格や特徴
大らか、包容力、信頼、人気者、穏やか、平和主義者、橋渡し役、プライドが高い、正義漢、反骨、金や権力に屈しない、感性が鋭い、頭の回転が速い、的確な状況判断、真面目、努力家、コツコツタイプ、ボランティア精神、ロマンチストだが現実的、恋愛に夢と憧れを持つ傾向

相性が良い干支は、「癸巳(みずのとみ)・丙子(ひのえね)・庚子(かのえね)・辛酉(かのととり)・丙辰(ひのえたつ)」です。
相性の悪い干支は、「甲午(きのえうま)・甲寅(きのえとら)・乙巳(きのとみ)・壬寅(みずのえとら)・庚寅(かのえとら)」です。

【庚申】こうしん(かのえさる)

干支の組み合わせの57番目で、前は己未、次は辛酉。
陰陽五行では、十干の庚は陽の金、十二支の申は陽の金で、比和。

金属の上に、金属があります。 金属同士が力を強めています。加工や使い方次第で便利な道具にも、武器にもなります。

庚申は金性が重なった干支であり、陰の気なので、庚申の年・日は金気が天地に充満して、人の心が冷酷になりやすいとされました。庚申に続く辛酉も金性が重なり、そのため、庚申・辛酉は政治的変革が起こるとされ(実際に革命が起こったかどうかは正確な統計データはありません)、それを防ぐために2年続けて改元が行われることも多く、万延元年(1860年)や文久元年(1861年)などがこれに当たります。

庚申信仰
庚申の日には、中国の民俗宗教である道教の伝説に基づき、庚申待(庚申講)が行われました。人間の頭と腹と足に三尸(さんし)という虫(【上尸】老化させる、惚けさせる・【中尸】大食を好ませ、五臓を悪くする・【下尸】淫欲を好ませ、精力を減退させる)がいて、いつもその人の悪事を監視しており、虫は庚申の日の夜、寝ている間に天に登って天帝に日頃の行いを報告し、罪状によっては寿命が縮められたり、その人の死後に地獄・餓鬼・畜生の三悪道に堕とされると言われていました。そこで、三尸の虫が天に登れないようにするため、この夜は仲間内で集まって神々を祀り、その後、囲炉裏を囲んで寝ずに酒盛りなどをして夜を明かしました。

また、庚申の日は仏教の守護神である帝釈天の縁日ともされています。

生まれの性格や特徴
独立心が旺盛、自由を愛する、優れた直感力、ひらめき、インスピレーション、細かい所にも目が届く、人を見る目、ピンチがチャンス、強運、金運、一本気、開拓精神、ポジティブ、バイタリティー、チャレンジャー、束縛や押しつけが嫌い、自尊心、負けず嫌い、揺るぎない自信、感受性が豊かで繊細な一面

相性が良い干支は、「戊子(つちのえね)・庚子(かのえね)・乙酉(きのととり)・庚戌(かのえいぬ)・辛酉(かのととり)」です。
相性の悪い干支は、「丙寅(ひのえとら)・甲寅(きのえとら)・丁巳(ひのとみ)・庚寅(かのえとら)・戊寅(つちのえとら)」です。

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