鮠 鰙 ハヤ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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鮠 鰙 ハヤ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

 

鮠 鰙 ハヤ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

鮠 鰙

ハヤ

英語:
Japanese dace ジャパニーズデイス
Pale bleak ペイルブリーク Pale chub ペイルチャブ

Unicode:
[鮠_0x9BA0]
[鰙_0x9C19]

ハヤ(鮠, 鯈, 芳養)は、日本産のコイ科淡水魚のうち、中型で細長い体型をもつものの総称です。ハエ、ハヨとも呼ばれます。

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釣り用語や各地での方言呼称に用いられ、標準和名に「ハヤ」が組みこまれた種もあります。

主な魚としては以下のようなものがいます。

ウグイ
アブラハヤ
タカハヤ
オイカワ
ヌマムツ
カワムツ

ウグイは、コイ目コイ科ウグイ亜科の淡水魚で、沖縄地方を除く日本全国に分布しています。

体長30cm前後(最大50cm)になる大型の淡水魚で、体型はやや左右に平たく流線型、全体がこげ茶色を帯びた銀色で体側に1本の黒い横帯がはいります。

産卵期は春から夏で、この時期には頭部から腹にかけて婚姻色の赤い筋がでます。

名前の由来は「鵜(ウ)」が食べるので「鵜食い(ウグイ)」という説があります。また、多くの地方でオイカワやカワムツなどと一括りに「ハヤ」と呼ばれます。

河川の上流域から下流域に幅広く生息し、群れを組んで泳ぎ回ります。
一生を河川で過ごす淡水型と、海に出る降海型がいます。北にいくほど降海型が増える傾向があります。

水質汚染が激しい水域でも生息が可能で、他の魚が住めないpH4以下の強酸性でも生活できます。

雑食で、水生昆虫、ミミズ、水に落ちた昆虫、水底のコケ、小さな魚、魚の卵、甲殻類、残飯など何でも食べます。
およそ何でも食べるので、釣り初心者でも比較的簡単に釣れます。渓流釣りなどでは外道扱いされています。

小骨が多く、鮮度が落ちると生臭さが出ます。冬場は脂が乗っていて美味しくなります(寒バヤと呼ばれます)。
関東地方では流通していないので、釣って食べる事が多いです。

主な料理法は、塩焼き、干もの、南蛮漬け、唐揚げ、煮浸し、甘露煮などです。
寄生虫が居ることがあるので、生食は避けましょう。

オイカワは、コイ目コイ科の淡水魚で、カワムツやウグイなどと並ぶ身近な川魚です。釣りの対象としても人気があります。やまべ、はえとも呼ばれます。

利根川水系と信濃川水系以西の本州各地、西日本、四国の吉野川水系、九州に分布します。国外では朝鮮半島、中国東部、台湾に分布します。

全長約15センチで、体は細長くて平たい(側扁)です。背は暗緑色、腹は銀白色、体側に淡いピンクの横斑が数本入り、三角形の大きな尻びれを持ちます。
オスの方がメスより大きく、6~8月の産卵期のオスには、濃い赤と青の婚姻色や追星と呼ばれる凹凸模様が現れます

食性は雑食性で、藻類や水草、水生昆虫や水面に落ちた小昆虫、小型甲殻類、ミミズ、赤虫などを食べます。

川の中流域から下流域にかけて、また、用水路や湖沼などにも生息します。水流が速く(瀬)日当たりのよい場所を好みます。水の汚れに強く、河川改修され生活排水が流れこむ都市部の河川でも暮らしています。

水の汚れや河川改修にも順応するオイカワにとっては、生息しやすい環境が増えており、ウグイやカマツカなどの魚が減少する中、生息数は増加しています。

本来の生息域は関東以西でしたが、琵琶湖産稚アユの放流に混ざって、日本各地に広がりました。いわゆる国内外来種という扱いで、環境や生態系への影響は比較的少ないとされていますが、オイカワの増殖により徳之島在来種のヨシノボリ類の減少が報告されています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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