鮪 マグロ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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鮪 マグロ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

マグロ

英語:Tuna ツナ

Unicode: [鮪_0x9BAA]

スズキ目サバ科マグロ属に分類される海水魚の総称で、全世界の熱帯・温帯海域に広く分布しますが、種類によって分布域や生息水深が異なります。

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外洋を回遊する大型魚で、暖かい海を好み、世界各地で重要な食用魚として漁獲されています。

全長は60cm~3mに達するものまで種類によって異なります。体型は紡錘形で、高速遊泳に適した体型です。体の横断面はほぼ楕円形、鱗は胸ビレ周辺を除けばごく小さいかほとんど無く、吻はわずかに前方に尖ります。体高と同じくらいの大きな三日月形の尾ビレを持ちます。

かなり高速で遊泳することができ、タイセイヨウクロマグロの速度測定では、瞬間最大速度は時速80kmに達すると推定されています。

海中では口と鰓蓋を開けて遊泳し、鰓を通り抜ける海水で呼吸します。泳ぎを止めると窒息するので、たとえ睡眠時でも泳ぎを止めません。

食性は肉食で、表層・中層性の魚類、甲殻類(エビ、カニ)、頭足類(タコ、イカ)などを捕食します。

日本では「マグロ」と呼んだ場合は、クロマグロ(別名:本マグロ)を指す場合が多いです。

マグロ属には、クロマグロ(黒鮪)、ミナミマグロ(南鮪)、メバチ(メバチマグロ/目鉢)、ビンナガ(ビンナガマグロ/鬢長)、キハダ(キハダマグロ/黄肌・黄鰭)、コシナガ(腰長)タイセイヨウマグロ(大西洋鮪)の8種が含まれる。

全て食用とされますが、日本では特にクロマグロが珍重されます。

日本人は古くからマグロを食用とし、縄文時代の貝塚からマグロの骨が出土しているほどです。古くは「シビ」の名で呼ばれていました。

冷凍技術の無い時代では、鮮度を保つ方法が無く、腐敗しやすいこと、また、塩漬けなどにすると味が落ちたことから、下魚とされ、最下層の庶民の食べ物とされていましたが、現在では、保存技術が発達し、また、漁獲高も減ったことから価格が高騰し、高級食材とされています。、

クロマグロは、近年では数が減少し、世界的に保護しようとする機運が高まっています。

主な料理法は、刺身、寿司種、焼き魚、ステーキなどで、缶詰などにも加工されます。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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