鮸 ニベ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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鮸 ニベ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。鮸 ニベ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

ニベ

英語:Nibe croaker ニベクロッカー

Unicode: [鮸_0x9BB8]

スズキ目ニベ科に属する海水魚で、東北沖以南や東シナ海に生息しています。

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全長約80cmにまで成長します。体色は灰色で、側線上に背ビレに向かって、斜めに規則正しく走る褐色の斑紋があります。

近海の外洋に面した、浅い泥底で暮らしています。

食性は肉食で、砂泥地にいる環形動物や甲殻類、小魚などを食べています。

別名「ホンニベ」。シログチとともに関東では「イシモチ」、関西では「グチ」と呼ばれ混同されることが有りますが、別属の魚です。

外見上では、エラ蓋上部の黒色斑の有無(ニベにはない) や、体側の小黒色斑点列の有無(ニベにはある)で区別が可能です。

耳石の大きさから「イシモチ」という通称となりました。また、浮き袋を使ってグーグーと鳴くため、愚痴をいっているから「グチ」と呼ばれています。

この魚のうきぶくろを煮詰めて作る膠(にかわ:接着剤)はきわめて粘着力が強く、この膠自体も「鰾膠」(にべ)といいます。特に江戸時代には高級な膠として扱われており、また、そのべたべたした性質から愛想や世辞を表す言葉にも転じ、無愛想な様子を表す「にべもない」という慣用句になりました。

小骨が少なく上質の白身で、幅広く調理できる魚でもあります。

主な料理法は、刺身、塩焼き、煮つけ、ソテー、ムニエル、バター焼き、潮汁、みそ汁などです。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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