鯧 マナガツオ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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鯧 マナガツオ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

マナガツオ

英語:Pomfret ポムフレット

Unicode: [鯧_0x9BE7]

スズキ目マナガツオ科の海水魚で、本州中部以南、有明海、瀬戸内海に分布しています。
海外では、東シナ海南部から南シナ海、インド洋、黄海、ペルシャ湾まで分布しています。

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名前の由来は、初夏にとれる本種をカツオに見立て、「真似鰹(まねがつお)」と呼ばれたことから、とされています。

水深200m位の大陸棚の砂泥底に暮らしており、産卵期は5月~7月で、内湾浅場で産卵し、孵化後は浅場の中層に群れます。群れはときに河口域にも入り、成魚は秋に沖合の深場に戻ります。

成魚は40cm前後(最大で60cm程度)に成長します。体色は黒っぽい銀色で金属光沢があり、側扁(平べったい)の外見で、真横から見ると正方形に近く腹ビレがありません。若魚は尻ビレと背ビレが長く伸びます。

食性は肉食で、甲殻類、オキアミ類、クラゲノミ、ヤムシなどを捕食します。

初夏を代表する白身魚で、主に割烹料理店などで使われます。高価なため、一般小売店、スーパーなどにはあまり出回りません。旬は冬から初夏。特に関西地方で人気があります。

主な料理法は、刺身、焼霜造り、西京漬、祐庵焼き、唐揚げ、あんかけ、煮つけ、すき焼き、潮汁、みそ汁などです。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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