東石楠花 アヅマシャクナゲ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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東石楠花 アヅマシャクナゲ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

東石楠花

アヅマシャクナゲ

英語:Rhododendron degronianum ロドデンドロンデグロニアナム

Unicode:[東_0x6771][石_0x77F3][楠_0x6960][花_0x82B1]

ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属の常緑低木で、本州の東北地方(宮城県、山形県以南)、関東地方、中部地方(南部)に分布し、亜高山帯の林内、尾根筋などに自生します。

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樹高は2~4mほど。幹は直立しますが、枝は曲がって地につくこともあり、古くなると、樹皮は不規則に剥げ落ちます。
葉は革質で常緑、枝に互生し、長さ1~2.5cmの葉柄があり、葉形は長楕円形で先端はとがり、基部はくさび形で葉柄に流れ、葉身の長さ5~15cm、幅1.5~3.5cmほど。葉の表面は無毛、裏面は淡褐色の綿状の毛が密生します。

花期は5~6月で、枝先に総状花序を伸ばし、5~12個の、5裂した漏斗状の鐘形の花を咲かせます。花の色は紅紫色で、雄蕊は10本、蕾のうちは色が濃いが、開花するにつれ薄くなります。ツツジの仲間の中では、最も豪華な花を咲かせます。

常緑広葉樹ですが、寒冷地にも生えるため、耐寒性は高いです。

育て方は、強い日差しを嫌うので、3月中旬から10月までは西日の当たらない半日陰で、11月から3月上旬までは寒風の当たらない日向で育てましょう。季節により調節が必要なので、鉢植えの方が育てやすいかもしれません。

用土は、酸性土を好みます。鉢植えの場合は、鹿沼土単用もしくは、ピートモスを2割くらい混ぜたものを使用します。

水やりは、大きな特徴は乾燥に弱いことが挙げられます。根が細く浅いため土が乾燥しないようにします。鉢植えで育てる場合、夏の高温期を除いて土が乾いたらたっぷりと与えましょう。夏は涼しい朝と夕方の二回葉水をかねて与えてください。

施肥は、4月中旬から6月の花後の時期、お礼肥に有機質肥料や緩効性化成肥料を与えると良いでしょう。有機質肥料は油粕や米ぬかが良いでしょう。緩効性化成肥料は「チッ素N‐リン酸P‐カリK=10:10:10」等を与えてください。9月下旬から10月、寒肥としても同様のものを与えます。

花言葉は「威厳」「壮厳」「警戒」「危険」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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