梅擬 ウメモドキ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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梅擬 ウメモドキ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

梅擬

ウメモドキ

英語:Japanese winterberry ジャパニーズ ウインターベリー

Unicode: [梅_0x6885][擬_0x64EC]

モチノキ科モチノキ属の落葉低木で、葉の形や花が梅に似ていることが和名の由来となりましたが、梅とは種類が異なります。

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中国と日本の本州、四国、九州の落葉広葉樹林内に分布し、山中の湿地などに自生しています。
花や実が美しいため、観賞用として各地に植栽されました。

樹高は2~3mで、雌雄異株。樹皮は灰褐色で、滑らか。皮目が多くよく目立ちます。

葉は互生し、長さ3~8cm、幅1.5~3cmの楕円形で先端が尖り、縁は細かい鋸歯形状で、葉の裏に毛があります。

開花時期は5~7月。淡紫色の花を、葉の付け根に咲かせます。

果実は9月頃から赤く熟し、12月頃に落葉しても枝に残り、落葉後の赤い実が目立ちます。鑑賞の対象は、花よりもこの赤い果実であり、冬場の庭の彩りとして愛好されています。

観賞用として、鉢植えや盆栽、活け花に使われるほか、小鳥が好んで果実を食べるため、小鳥を呼ぶために、庭木や公園樹によく植えられます。

育て方は、風通しの良い場所で、やや日陰、湿気のある場所を好みます。耐寒性も耐暑性もあるので日本中どこでも簡単に植えられます。

耐陰性があるため半日陰でも大丈夫ですが、まったく日が当たらないと枯れてしまうので気を付けましょう。
室内では、日光が差し込む窓辺などに置きます。また、室内では乾燥しないように、定期的に葉水を施しましょう。

樹高は2~3mほどまで育つので、庭に植えるときは植える場所を考えておきましょう。

雌雄異株です。実は雌の木にしかつきませんので、実を楽しみたい場合には雌の木を植えてください。

自然に樹形が整うため、基本的に剪定の必要はありませんが、枝葉が多い茂った部分を剪定し、通風の良い環境を保ちましょう。
基本は、落葉期に伸びすぎた枝や、混み合った枝を基部から切り除く程度にします。
若木のうちはひこばえが伸びることがあるので、見つけ次第、つけ根から切り除きます。

用土は、野山に生息するタイプの樹木なので、土はあまり選びませんが、水はけの良い物を選びましょう。
水が溜まったり、重粘土などの場合は、軽石、赤玉土、砂、腐葉土などを混ぜて排水性をよくします。
盆栽として植えるときには、赤玉土を使用します。

水やりは、地植えの場合は、降雨のみで十分ですが、根付くまでの期間や真夏の時期は水切れが原因で枯れてしまうため、朝と晩の2回水やりをしてください。
鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷりと与えます。

施肥は、2~3月の時期には、新芽に備えて養分が必要になるので、緩効性肥料を与えます。少量で問題ありません。

花言葉は「強運」「知恵」「明朗」「深い愛情」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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