芍薬 シャクヤク 角字で花と植物の名前、漢字表記

芍薬 シャクヤク 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

芍薬

シャクヤク

英語:Peony ピーアニー

Unicode: [芍_0x828D][薬_0x85AC]

ボタン科の高さ約60cmほどの多年草で、アジア大陸北東部(シベリア、中国、モンゴル)が原産で、日本には古く中国から渡来し、薬用、観賞用に栽培されてきました。

5月ごろ茎先に大型の牡丹によく似た10cmくらいの花をつけます。

可憐で美しい花は一重、八重があり、花色もさまざまで、多くの園芸品種があります。日本では「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と女性の美しさを形容する都々逸にも詠われました。

匂いが強い性質から、海外では「5月のバラ」と呼ばれています。

薬用植物としても知られ、花から根まで余すことなく漢方薬としても使用されてきました。
根は、収斂・消炎・鎮痛・抗菌・止血・浄血・抗けいれん作用がある生薬であり、日本薬局方に収録されています。生薬名も芍薬(しゃくやく)で、葛根湯、十全大補湯、芍薬甘草湯、大柴胡湯、当帰芍薬散など多くの漢方方剤に配合されます。

育てる場合は、日当たりと排水のよい肥沃な土に植えて管理します。

高温多湿を嫌うので、風通しを良くし、日差しが強すぎると土の温度が上がり根が傷んでしまうため、株元にマルチングして温度が上がりすぎない様にします。

乾燥しすぎるのも嫌うので水やりにも注意してください。

寒さに強いので、地植えでも屋外で越冬できます。冬には地上部が枯れてしまいますが、根は休眠しており春にはまた芽を出します。

花言葉は「はじらい」「慎ましさ」です。 他にはピンクが「はにかみ」、白が「幸せな結婚」、赤が「誠実」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.