蕺草 十薬 ドクダミ 角字で花と植物の名前、漢字表記

蕺草 十薬 ドクダミ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

蕺草 十薬 ドクダミ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

蕺草 十薬

ドクダミ

英語:Lizard’s tail リザーズ テイル

Unicode:
[蕺_0x857A][草_0x8349]
[十_0x5341][薬_0x85AC]

ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、ドクダメ(毒溜め)やギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)、ウマゼリなどの別名も持ちます。薬草としての効能が多いことに由来するジュウヤク(十薬または重薬)という別名も有り、こちらはそのまま生薬の名前にもなっています。

原産地は東アジアで、日本から東南アジアにおいて広く分布します。日本では、北海道南部から本州、四国、九州に分布。

湿り気のある半日陰地を好み、住宅周辺の庭や空き地、道端、林によく群生しています。

草全体に独特の臭気があります。地下に白い地下茎が横に伸び、盛んに枝分かれして繁殖します。草丈は20~50cmになり、茎は黒紫色を帯びて直立し、卵状の心臓形をした葉がまばらにつきます。

5~8月にかけて、茎上部から花茎を出して、頂に十字状の径2~3cmほどの4枚の白色の総苞を開き、その中央に穂のような円柱状の淡黄色の花を密生させます。

繁殖力が高く、ちぎれた地下茎からでも繁殖するため、放置すると一面ドクダミだらけになり、他の雑草が生えなくなるほどです。

古くから民間薬としても広く知られ、ゲンノショウコ、センブリとともに日本の三大民間薬の一つに数えられ、内服薬として、胃腸病、食あたり、下痢、便秘、利尿などに利用され、外用薬としても腫れ物、吹き出物、皮膚病などの排膿や毒下しに用いられます。また、利尿作用、緩下、高血圧、動脈硬化の予防作用もあるとされています。

乾燥させると臭気は消えます。葉を乾燥させたものをドクダミ茶として飲みます。フラボノイドなどを含むことから、健康に良いとされています。

ベトナム料理では、魚料理には欠かせない香草として生食されます、が、ベトナムのものは日本に自生しているものほど臭気はきつくないとも言われています。

有用な植物なので、育てたい方もいると思いますが、地植えにすると地下茎が伸びて広がっていき、生命力が強く繁殖力も高いので、植えた場所がドクダミだらけになってしまうことがあります。駆除も困難なので、お勧めできません。鉢植えで育てた方がよいでしょう。

鉢植えで育てる場合は、半日陰に置き、乾燥させないようにしましょう。土が乾いてきたら、水やりをします。夏場は腰水(鉢皿に水を入れる方法)を利用すると良いでしょう。

土質はさほど気にしませんので、市販の草花用の培養土で十分です。適度に湿り気がある状態にしておきます。

地下茎を入手して、4月か10月に植え付けます。成長するとどんどん増えてくるので、根詰まりも起こしたら株分けしましょう。

施肥は、地植えにする場合は不要です。鉢植えにするときは、錠剤タイプの緩効性化成肥料を置き肥すると花付きが良くなります。

花言葉は「白い追憶」「野生」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.