蘇鉄 ソテツ 角字で花と植物の名前、漢字表記

蘇鉄 ソテツ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

蘇鉄

ソテツ

英語:Cycad サイキャドゥ

Unicode: [蘇_0x8607][鉄_0x9244]

裸子植物ソテツ科、雌雄異株の常緑低木です。ソテツ類の中では日本列島に自生する唯一の種で、自然分布では日本列島の固有種とされています。日本列島の九州南端、南西諸島、台湾、中国大陸南部に分布し、主として海岸近くの岩場に生育します。

根には珊瑚状の根粒があり、そこに藍藻類を共生させており、窒素固定能を持つため、窒素分の乏しい土地でも生育でき、土に窒素分を供給するため、荒れ地の緑化を目的として植樹されることもあります。

成長すれば樹高は8m以上に達し、幹は太く、枝分かれもあまりしません。葉は多数の線状の小葉からなる羽状複葉で、葉先は鋭く尖ります。その堂々とした佇まいから、フェニックスやワシントンヤシ等と共に、観賞用や南国ムードを強調するために、公園や官公庁、学校、ロータリーの真ん中、ホテルの玄関などに植えられる場合が多いです。

「蘇鉄」という名前は、枯れかかった時に鉄の釘を打ち込むと蘇るという伝承に由来します。また、大島紬の泥染では、鉄分を含む泥で生地を染めますが、蘇鉄の葉を泥に混ぜると染まりが悪くなった泥が蘇るという意味から「鉄を蘇らせる」という名を付けられたとも言われています。

ソテツは有毒ですが、澱粉も多く含まれていることから、日本の南西諸島の島嶼域では、救荒食物の1つとして食用にされてきました。水に何度も晒すことで、毒素が洗い流され、分離したデンプン食べます。この際晒しが不十分だと中毒を起こすことがあり、多くの人が犠牲になったとのことです。

栽培する場合は、日当たりを好みますので、日当たりのよい南向きの場所が理想的です。直射日光も喜びます。

自生の北限は宮崎県とされています。宮崎県以北の土地では、地植えでは寒さに耐えられない可能性がありますので、温室や鉢植えで室内で育てると良いでしょう。

土質はあまり選びませんが、水はけのよい砂質土壌を好みます。鉢植えの場合は市販のサボテン用または観葉植物用土で良いでしょう。

窒素固定菌と共生するため施肥の必要はほとんどありません。鉢植えの場合は、初夏に緩効性の化成肥料を株元に少し施してください。

花言葉は「雄々しい」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.