角字で 十二支(じゅうにし) 干支(えと)、漢字表記

角字で 十二支(じゅうにし) 干支(えと)、漢字表記 十二支(じゅうにし)(漢字表記)を角字で表現してみました。

角字で 十二支(じゅうにし) 干支(えと)、漢字表記 十二支(じゅうにし)(漢字表記)を角字で表現してみました。

十二支

じゅうにし

Unicode:
子 ね   [子_0x5B50]
丑 うし  [丑_0x4E11]
寅 とら  [寅_0x5BC5]
卯 う   [卯_0x536F]
辰 たつ  [辰_0x8FB0]
巳 み   [巳_0x5DF3]
午 うま  [午_0x5348]
未 ひつじ [未_0x672A]
申 さる  [申_0x7533]
酉 とり  [酉_0x9149]
戌 いぬ  [戌_0x620C]
亥 い   [亥_0x4EA5]

 

子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の12種類の文字によって構成されており、古代の中国で、暦や時間を表すために使われました。

古代中国では、年を数える時に木星の動きが使われました。木星の位置で年を数えて、木星の公転周期が12年であるために天を12等分しました。この時に誕生したのが十二支の起源と言われています。

陰陽五行説よりもはるかに古い起源を持ち、時間や方角を表すことができるため、地理や暦、占い、自然科学など様々なものに応用されてきました。

十二支を浸透させようと、王充(おういつ)という人物が十二支の特徴に合う動物の名前を当てはめたものが、十二生肖(じゅうにせいしょう)または十二属相(じゅうにぞくしょう)と呼ばれるもので、現在の干支にあたる、鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊(山羊)・猿・鶏・犬・猪(豚)の十二の動物です。

動物の意味は後から付け足されたもので、日本に伝来した頃には、時間や月にも当てはめられるようになっていたため、お昼の12時を正午、その前後を午前、午後と表すことに影響しています。

 

子 ね   孳(し:「ふえる」の意味) 新しい生命が種子の中に萌し始める状態
丑 うし  紐(ちゅう:「ひも」「からむ」の意味) 芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態
寅 とら  螾(いん:「動く」の意味) 春が来て草木が生ずる、地中の生物が陽気とともに地上に出る状態
卯 う   茂(ぼう:「しげる」の意味) 草木が地面を蔽うようになった状態
辰 たつ  振(しん:「ふるう」「ととのう」の意味) 草木の形が整った状態
巳 み   已(い:「止む」の意味) 草木の成長が極限に達した状態
午 うま  忤(ご:「つきあたる」「さからう」の意味) 草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態
未 ひつじ 昧(まい:「暗い」の意味) 植物が鬱蒼と茂って暗く覆う、果実が熟して滋味が生じた状態
申 さる  呻(しん:「うめく」の意味) 果実が成熟して固まって行く状態
酉 とり  緧(しゅう:「ちぢむ」の意味) 果実が成熟の極限に達した状態
戌 いぬ  滅(めつ:「ほろぶ」の意味) 草木が枯れる状態
亥 い   閡(がい:「とざす」の意味) 草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態

 

子 ね 孳(し:「ふえる」の意味) 新しい生命が種子の中に萌し始める状態

子(ね)は十二支(じゅうにし)では、第1番目に数えられ、前は亥、次は丑です。
十二生肖は鼠です。
『漢書』律暦志によると子は「孳」(し:「ふえる」の意味)で、新しい生命が種子の中に萌し始める状態を表しているとされています。
子の月は旧暦11月、方角は北で、「子午線」は「北-南の線」という意味になります。時刻は深夜0時を中心とする約2時間。子の刻の中心である深夜0時を正子(しょうし)や子夜(しや)と言います。
五行では「水気」、陰陽では「陽」に分類されています。
子年生まれの歴史上の人物は、明智光秀、西郷隆盛、渋沢栄一などです。

丑 うし 紐(ちゅう:「ひも」「からむ」の意味) 芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態

丑(うし)は十二支(じゅうにし)では、第2番目に数えられ、前は子、次は寅です。
十二生肖は牛です。
『漢書』律暦志によると丑は「紐」(ちゅう:「ひも」「からむ」の意味)。芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態を表しているとされています。
丑の月は旧暦12月、方角は北基準右廻り30°(北東よりやや北、北北東よりやや東、北東微北よりやや北)、時刻は午前2時を中心とする約2時間です。
「丑三刻」(うしみつどき)は、丑の刻を4分し、その第3に相当する時で、午前2時頃から午前2時30分頃までの、真夜中で、俗に、草木も眠るといわれ、魔物が跳梁するのにふさわしい時であると考えられました。
五行は諸説あり、「水気」「土気」などと言われています。陰陽では「陰」に分類されています。
丑年生まれの歴史上の人物は、毛利輝元、森蘭丸、エドワード7世などです。

寅 とら 螾(いん:「動く」の意味) 春が来て草木が生ずる、地中の生物が陽気とともに地上に出る状態

寅(とら)は十二支(じゅうにし)では、第3番目に数えられ、前は丑、次は卯です。
十二生肖は虎です。
『漢書』律暦志によると寅:とら(螾:いん)は「動く」の意味で、春が来て草木が生ずる、地中の生物が陽気とともに地上に出るさまを表すとされています。また、まっすぐにする、伸ばすという意味もあるようです。
寅の月は旧暦1月、方角は東から30度の方角(東北東)、時刻は午前4時を中心とする前後2時間です。
五行では「木気」、陰陽では「陽」に分類されています。
寅年生まれの歴史上の人物は、上杉謙信、徳川家康、大久保利通、吉田松陰などです。

卯 う 茂(ぼう:「しげる」の意味) 草木が地面を蔽うようになった状態

卯(う)は十二支(じゅうにし)では、第4番目に数えられ、前は寅、次は辰です。
十二生肖は兎です。フランス、中国の一部、チベット、タイ、ベトナム、ベラルーシでは兎ではなく猫が割り当てられいます。
『漢書』律暦志によると卯は「冒」、『史記』律書によると「茂」(ぼう:「しげる」の意味)。草木が地面を蔽うようになった状態を表しているとされています。
卯の月は旧暦2月、方角は東、時刻は夜明けの6時を中心とする約2時間です。
五行では「木気」、陰陽では「陰」に分類されています。
卯年生まれの歴史上の人物は、源頼朝、伊達政宗、今川義元などです。

辰 たつ 振(しん:「ふるう」「ととのう」の意味) 草木の形が整った状態

辰(たつ)は十二支(じゅうにし)では、第5番目に数えられ、前は卯、次は巳です。
十二生肖は竜です。東南アジアではナーガ、ペルシャではクジラや大海蛇、グルン族の十二支では鷲、トルコでは魚やワニ等の動物に置き換えられています。
『漢書』律暦志によると辰は「振」(しん:「ふるう」「ととのう」の意味)。草木の形が整った状態を表しているとされています。
辰の月は旧暦3月、方角は北基準右廻り120°(南東よりやや東、東南東よりやや南、南東微東よりやや東)、時刻は午前8時を中心とする約2時間です。
五行は諸説あり、「木気」「土気」などと言われています。陰陽では「陽」に分類されています。
辰年生まれの歴史上の人物は、蒲生氏郷、竹中半兵衛などです。

巳 み 已(い:「止む」の意味) 草木の成長が極限に達した状態

巳(み)は十二支(じゅうにし)では、第6番目に数えられ、前は辰、次は午です。
十二生肖は蛇です。
『漢書』律暦志によると巳は「已」(い:「止む」の意味)。草木の成長が極限に達した状態を表しているとされています。
巳の月は旧暦4月、方角は南南東よりやや北寄り(南東微南:北基準右廻り150°)、時刻は午前10時を中心とする約2時間です。
五行では「火気」、陰陽では「陰」に分類されています。
巳年生まれの歴史上の人物は、織田信忠、武田信玄、浅井長政などです。

午 うま 忤(ご:「つきあたる」「さからう」の意味) 草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態

午(うま)は十二支(じゅうにし)では、第7番目に数えられ、前は巳、次は未です。
十二生肖は馬です。
2月の最初の午の日は初午と呼ばれ、稲荷社の縁日となっています。
『漢書』律暦志によると午は「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)。草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされています。
午の月は旧暦5月、方角は南の方角で、「子午線」は「北-南の線」という意味になります。時刻は昼の12時を中心とする約2時間。昼の12時を正午と言うのはこれが由来です。
五行では「火気」、陰陽では「陽」に分類されています。
午年生まれの歴史上の人物は、柴田勝家、黒田如水、織田信長などです。

未 ひつじ 昧(まい:「暗い」の意味) 植物が鬱蒼と茂って暗く覆う、果実が熟して滋味が生じた状態

未(ひつじ)は十二支(じゅうにし)では、第8番目に数えられ、前は午、次は申です。
十二生肖は羊です。
『漢書』律暦志によると未は「昧」(まい:「暗い」の意味)。植物が鬱蒼と茂って暗く覆う状態を表しているとされ、『説文解字』によると「味」(み:「あじ」の意味)。果実が熟して滋味が生じた状態を表しているとされています。
未の月は旧暦6月、方角は北基準右廻り210°(南西よりやや南、南南西よりやや西、南西微南よりやや南)、時刻は午後2時を中心とする約2時間です。
五行は諸説あり「火気」「土気」などとされています。陰陽では「陰」に分類されています。
未年生まれの歴史上の人物は、島津義弘、丹羽長秀、大谷吉継などです。

申 さる 呻(しん:「うめく」の意味) 果実が成熟して固まって行く状態

申(さる)は十二支(じゅうにし)では、第9番目に数えられ、前は未、次は酉です。
十二生肖は猿です。
『漢書』律暦志によると申は「呻」(しん:「うめく」の意味)。果実が成熟して固まって行く状態を表しているとされています。
申の月は旧暦7月、方角は西南西よりやや南寄り(南西微北:北基準右廻り240°)、時刻は午後4時を中心とする約2時間です。
五行では「金気」、陰陽では「陽」に分類されています。
申年生まれの歴史上の人物は、本多忠勝、直江兼続、石田三成などです。

酉 とり 緧(しゅう:「ちぢむ」の意味) 果実が成熟の極限に達した状態

酉(とり)は十二支(じゅうにし)では、第10番目に数えられ、前は申、次は戌です。
十二生肖は鳥です。
毎年11月の酉の日は、「一の酉」・「二の酉」と呼ばれて酉の市という祭が執り行われます。
『漢書』律暦志によると酉は「緧」(しゅう:「ちぢむ」の意味)。果実が成熟の極限に達した状態を表しているとされています。
酉の月は旧暦8月、方角は西、時刻は日暮れの18時を中心とする約2時間です。
五行では「金気」、陰陽では「陰」に分類されています。
酉年生まれの歴史上の人物は、豊臣秀吉、滝川一益、立花宗茂などです。

戌 いぬ 滅(めつ:「ほろぶ」の意味) 草木が枯れる状態

戌(いぬ)は十二支(じゅうにし)では、第11番目に数えられ、前は酉、次は亥です。
十二生肖は犬です。
犬はお産が軽いとされることから、安産については、戌の日が吉日とされ、帯祝いなどにはこの日を選ぶ風習があります。
『漢書』律暦志によると戌は「滅」(めつ:「ほろぶ」の意味)。草木が枯れる状態を表しているとされています。
戌の月は旧暦9月、方角は北基準右廻り300°(北西よりやや西寄り、西北西よりやや北寄り、北西微西よりやや西寄り)、時刻は午後8時を中心とする約2時間です。
五行は諸説あり「金気」「土気」と言われています。陰陽では「陽」に分類されています。
戌年生まれの歴史上の人物は、前田利家、中岡新太郎、北条氏政などです。

亥 い 閡(がい:「とざす」の意味) 草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態

亥(い)は十二支(じゅうにし)では、第12番目に数えられ、前は戌、次は子です。
十二生肖は猪です。
『漢書』律暦志によると亥は「閡」(がい:「とざす」の意味)。草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態を表しているとされています。
亥の月は旧暦10月、方角は北西よりやや北寄り(北西微北:北基準右廻り330°)、時刻は午後10時を中心とする約2時間です。
五行では「水気」、陰陽では「陰」に分類されています。
亥年生まれの歴史上の人物は、高杉晋作、西郷隆盛、北条氏康などです。