酸漿 鬼灯 ホオズキ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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酸漿 鬼灯 ホオズキ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

酸漿 鬼灯 ホオズキ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

酸漿 鬼灯

ホオズキ

英語:Chinese lantern チャイニーズランタン

Unicode:
[酸_0x9178][漿_0x6F3F]
[鬼_0x9B3C][灯_0x706F]

ナス科ホオズキ属の一年草または多年草、またはその果実。別名カガチ、ヌカヅキ。丹波ホオズキなどとも呼ばれます。

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アメリカ大陸、アジア、ヨーロッパに100種あまりが存在し、このうちホオズキは、日本の北海道、本州、四国などを原産地とする一年草または多年草となります。

草丈は60~80cm程度。6月から7月頃に淡い黄色の花を咲かせます。この開花時期に合わせて日本各地で「ほおずき市」が開催されます。

花の咲いた後に六角状のがくの部分が発達して果実を包み袋状になり、熟すとオレンジ色になります。この際、がくも赤くなります。
果実の提灯が吊り下がったような個性的な姿が愛らしく、観賞用として古くから親しまれてきました。

日本ではお盆に、ホオズキの果実を死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きで精霊棚に飾ります。「鬼灯」の字を当てるのは、盆に先祖が帰ってくるとき目印となるために、提灯として飾られたことに由来します。この場合の鬼はいわゆる角の生えた鬼ではなく、死者の霊という意味になります。

日本在来種のホオズキは、普通は食用にされることはありません。毒性があり、特に妊娠中の女性の摂取は子宮収縮作用で流産となるため食べないようにしてください。

同じホオズキ属にはショクヨウホオズキやブドウホオズキ、オオブドウホオズキ(トマティーヨ)など、果実が食用に適した種もあり、果実や家庭菜園用の苗も出回り始めています。

ショクヨウホオズキは、北アメリカから熱帯アメリカ原産で、果実は生食のほかソースや砂糖漬けなどに加工されます。同じナス科のミニトマトに味・食感が似ているそうです。ストロベリートマトという名前で出荷されていて、ヨーロッパでは古くから栽培されて、食べられてきました。
「インカベリー」や「ピチュベリー」、「ストロベリートマト」、「オレンジチェリー」などとも呼ばれ、栄養価も高く、健康と美容に効果がある食べ物として、近年では日本でも注目されています。

ブドウホオズキは、南アメリカ原産で、チェリートマトとも呼ばれ、日本では一般的にゴールデンベリーという品種が栽培されています。生食の他、ドライフルーツなどに加工されています。

食用ホオズキにも、観賞用のホオズキの根にあるアルカロイドが少量含まれているため、妊娠中の方の摂取は医師への相談などが必要です。

育て方は、日当たりの良い場所を好みます。丈が長くなるため、倒れないように支柱などを用意する必要があります。また、地下茎が増えていくため、庭植えは3年に1回、鉢植えは毎年植え替えをするようにしましょう。

連作障害を起こしやすいので、鉢植えは植え換えの際に土や鉢を新しいものに取り替え、庭植えは植え場所を変えるようにしましょう。
ピーマン、ペチュニア、トマトなどのナス科の植物を育てていた場所に植えた場合も、同様に連作障害が起こります。

用土は、水はけが良く、肥えた土を好みます。鉢植えの場合は、小粒赤玉土7:腐葉土3に堆肥を加えたものを使います。市販の草花用の培土でも問題ありません。

水やりは、乾燥に弱いため、水切れに注意しましょう。地植え、鉢植えとも表土が乾いたら、たっぷりと与えましょう。

施肥は、株が大きくなるので、肥料はしっかり与えます。元肥に緩効性化成肥料を植え付けの際に混ぜておき、植えつけ後は用土の上に置くタイプの有機または化成の固形肥料か液体肥料を使います。
株を大きくする場合は植え付けてから生育具合を見ながら、追肥を繰り返します。

花言葉は「自然美」「心の平安」「私を誘って」「浮気」です。実の大きさに対して、中が空洞で、種も小さいことから「偽り」「ごまかし」「欺瞞」などもあります。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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