鰆 サワラ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

鰆 サワラ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

サワラ

英語:Japanese Spanish mackerel ジャパニーズスパニッシュマッカレル

Unicode: [鰆_0x9C06]

スズキ目サバ科の海水魚で、北海道南部、沿海地方から東シナ海まで、東アジアの亜熱帯域、温帯域に分布します。

成長すると1m前後になる大型肉食魚で、細長く頭部が小さいため、「狭い腹(さわら)」と名付けられたとされています。

春から秋にかけて沿岸の表層を群れで泳ぎ、冬は深場に移ります。食性は肉食性で、主にカタクチイワシやイカナゴ等の小魚を捕食しています。

産卵期は春から初夏で、生まれた稚魚も鋭い歯を持ち、自分と同じくらいの大きさの魚を捕食します。
生後1年で40cm程に成長し、成長するに従ってサゴシ、ナギ、サワラと呼び名が変わる出世魚でもあります。

刺し網、定置網、引き縄などの沿岸漁業で漁獲され、鮮魚だけではなく、塩蔵品、干物、漬け魚でも流通します。
韓国や中国、台湾などでも重要な食用魚とされています。

春に産卵のために沿岸へ寄るため、「春告げ魚」と呼ばれ、漢字は魚へんに春で「鰆」と書きます。
このため、春が旬の魚とイメージされますが、本当の旬は秋・冬で、特に冬は脂が乗り「寒鰆」と呼ばれて珍重されます。ただし、この季節には活動が鈍るため漁獲量も減り、高級食材という扱いになります。

主な料理法は、刺身、たたき、カルパッチョ、酢じめ、なます、みそ漬け、西京漬け、煮つけ、すき焼き、潮汁、みそ味、フライ、竜田揚げ、ソテー、照り焼き、ムニエル、炊き込みご飯などです。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.