鰒 河豚 フグ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

鰒 河豚 フグ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

 

鰒 河豚 フグ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

鰒 河豚

フグ

英語:Puffer fish パッファーフィッシュ

Unicode:
[鰒_0x9C12]
[河_0x6CB3][豚_0x8C5A]

フグ目の特にフグ科に属する魚の総称で、世界中の海水、汽水から淡水まで幅広く分布します。

フグ科に分類されている魚はおよそ120種存在します。フグ科に属さないハコフグやハリセンボンなどもフグと呼ばれます。

ふっくらとした体を持ち、怒ると体を膨らませて威嚇するのが特徴で、この姿から英語では「ふくらむ魚」という意味を持つ「puffer fish」と呼ばれています。その愛嬌のある姿から、提灯に加工されたり、キャラクター化されることもあります。

また、一般的に硬骨魚はまぶたを持ちませんが、フグは油瞼という膜で目を覆っています。この膜は、十数秒かけてゆっくりと閉じたり開いたりします。

よく発達した強靭な歯を持ち、噛む力は細い針金程度なら容易に切断できるほど強いため噛まれると危険です。

食性は肉食で、小魚、貝、ウニ、甲殻類からヒトデまで、丈夫な歯でかみ砕いて食べてしまいます。

多くの種において、内臓や皮膚、血液、筋肉の全部または一部に毒性のあるテトロドトキシンを持ち、サキシトキシン、パフトキシンを持つ種もいます。

これらは人体にとって猛毒で、食べると、麻痺による呼吸困難を引き起こします。ふぐ中毒には特効薬はなく、致死率のきわめて高いことが特徴です。また、通常の加熱では分解できません。

ふぐ中毒は、経過が非常に早く、食べてから死亡までの時間は4~6時間位です。

症状としては、

1.食後20分から3時間までに、口唇、舌端、指先のしびれが始まります。頭痛、腹痛などを伴い、激しい嘔吐が続くこともあります。歩行は千鳥足となります。
2.まもなく、知覚マヒ、言語障害、呼吸困難となり、血圧が下降します。
3.その後、全身が完全な運動マヒになり、指さえ動かすことができなくなります。
4.意識は死の直前まで明瞭です。意識消失後まもなく呼吸・心臓が停止し、死にいたります。

2300年前に記された中国の『山海経』には、「フグを食べると死ぬ」との記載があります。

一方、縄文時代の姥山貝塚から、フグの骨が発見されており、この時代から食用にされていたと考えられています。ただ、同貝塚の住居跡からは、何らかの急病で同時に死んだような状態の遺骨が発見されており、フグを食べて中毒死したのではないかとする説もあります。

豊臣政権下ではフグによる中毒が続出したため、豊臣秀吉によりフグ食禁止令が発令されました。

徳川幕府では、「主家に捧げるべき命を、食い意地で落とした輩」として、武家の当主がフグ毒で死んだ場合には家名断絶等の厳しい対応がなされたそうです。庶民たちは中毒の危険を覚悟の上でフグの味を楽しんでいたそうです。

明治政府も食べた者を拘置・科料に処する法令を出していましたが、伊藤博文が下関でフグを食し、うまさに感心し、山口県に限り河豚食を解禁。その後、兵庫県、大阪府で河豚禁令を解いています。その後フグ食の文化は、山口県を中心に全国でも復活し、今日に至っています。

フグの食用・調理にあたっては、ふぐ条例に基づき、都道府県知事が行う「ふぐ調理師試験」において免許を取得したふぐ調理師が業務独占資格を持ち、有資格者以外はその業務を行えなえない、厳しいものになっています。

ただし、業務以外の私的な範疇で、ふぐを調理する限りはふぐ調理師免許は不要であり、罰則もありません。

がしかし、フグの調理には高度な技術と知識が必要となり、また、天然のフグの場合、種によって毒化する部位が異なり、同じ種でも季節により毒の量が変わるため、素人が、自分で釣ってきたふぐを捌いて食べてるような行為は、大変危険であり、中毒により救急搬送をされる人が後を絶たないため、やめておいた方が良いでしょう。

フグの毒素は、体内で生成されるものではなく、毒を持つ餌を食べたことによる生物濃縮であり、毒素を持つ餌を与えないようにして養殖すれば、理論上では無毒のフグを育てることが可能であるとされていますが、洋上養殖ではどんなに管理をしても毒が蓄積されるようです。
餌の管理と除菌をした海水を利用して隔離養殖をすれば弱毒化できるようですが、コストがかかり高価になってしまうようです。

トラフグ、マフグなどが食用となります。特にトラフグが高級魚として知られます。フグ料理は、一般的に高級料理として旬の冬場に食べられ、食用フグの7割が京阪地区で消費されています。

主な料理法は、鍋、煮つけ、潮汁、みそ汁、刺身、たたき、つけ焼き、唐揚げ、皮ポン酢、白子焼き、煮つけ、などです。ひれを熱燗に浸した「ひれ酒」も好まれます。

「ふぐ」は「不遇」「不具」を連想するとして下関や北九州などでは、縁起をかついで「福」につながる「ふく」と呼びます。

大阪では「たま(弾)に当たる」「当たると死ぬ」に掛けた洒落から「てっぽう(鉄砲)」と呼び、「てっさ(てっぽうのさしみ)」「てっちり(てっぽうのちり鍋)」という料理名はここから来ています。

食べる以外にも、淡水性のフグをアクアリウムで飼育する人が増え、姿形や動作が可愛らしく、馴れると餌をねだったりするようで人気があります。粘液に毒が含まれるため、他の魚との混泳は基本できないようです。

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.