鰧 オコゼ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

鰧 オコゼ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

オコゼ

英語:Stonefish ストーンフィッシュ Devil stinger デビルスティンガー

Unicode: [鰧_0x9C27]

オニオコゼ科に属する海水魚で、正式にはオニオコゼ。単にオコゼとも呼ばれます。
「おこ」とは顔が怖いこと、奇っ怪なこと、醜いことで「鬼のように醜い魚」という意味です。

青森県から九州南岸の日本海・東シナ海沿岸・太平洋沿岸、瀬戸内海などに分布しています。
海外では朝鮮半島、中国南部・浙江省から江西省、台湾などに生息しています。

浅い内湾から水深200m位の砂泥底で暮らしています。あまり泳ぎ回ることなく海底に潜み、砂や石に擬態しています。食性は肉食性で、エビや小魚などを待ち伏せて素早く捕食します。

産卵期は5月から8月、体長30センチまで成長し、身体の前方は丸く、後がわは細長くて平たい(側扁)です。鱗がなく、口は上向きで、体色は褐色系が多いです。オスメスの見た目の違いはありません。背鰭のトゲに毒腺があり、刺されると激しく痛みます。料理する際はトゲを取り去ってから料理します。

ヤマノカミと呼ばれることもあります。これは、オコゼの干物を山の神への供物にする風習があったことに由来します。山の神様は不器量なうえ嫉妬深い女神で、醜いオコゼの顔を見ると、安心して静まるのだそうです。

主な料理法は、みそ汁、潮汁、鍋、刺身、湯引き、煮つけ、唐揚げなどです。身はやや軟らかい白身で、クセがなく、非常に高価であったため高級食材とされていました。西日本でとくに珍重されており、もっぱら割烹料理店などで出されました。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.