占地 しめじ 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

スポンサーリンク
占地 しめじ 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

占地

しめじ

英語: Shimeji シメジ

Unicode: [占_0x5360][地_0x5730]

シメジ、シメジタケ(占地、湿地、占地茸、湿地茸、王茸)は、食用キノコの名前。

昔から「香りまつたけ、味しめじ」といわれるほど、味が良いとされているきのこです。

スポンサーリンク

天然のホンシメジは希少で流通量が少なく、シメジとして市場に見かけるものの多くは栽培品のホンシメジ、ブナシメジ、ヒラタケなどです。

ホンシメジ(本占地)はシメジ科シメジ属のキノコ。

秋にコナラ林やアカマツ林でこれらの樹木に菌根をつくって生活し、子実体は地上に単生または群生します。傘は高さ2~8cm。初め半球形からまんじゅう形で、後に平らに開き、色は灰褐色で、白色のかすり模様があります。

菌根菌であるため、かつては栽培ができず希少でしたが、菌床人工栽培が可能になっています。これにより菌床栽培品が2004年から市場に流通しはじめています。

ブナシメジ(橅占地、橅湿地)はシメジ科シロタモギタケ属のキノコ。

分布は北半球の温帯以北、日本国内では北海道から九州にかけて自生します。

秋にブナをはじめとするトチノキ、シナノキ、カエデ等広葉樹の朽木、倒木および伐根に群生し、傘は高さ4~15 cm、表面は白~赤みがかった灰色で、中央部に濃色斑状の大理石模様があります。襞は白色で、やや密、柄に直生。柄は長さ3~10cm。

現在、市場に出回っているシメジは、菌床栽培されたブナシメジがほとんどです。

ヒラタケ(平茸)はヒラタケ科ヒラタケ属の食用キノコ

全世界の温帯の山林で普通に自生し、晩秋から春にかけて、広葉樹(まれに針葉樹)の朽木や切り株に、いくつか重なり合って発生します。子実体の傘は、径5~15cmの半円形。中央が窪んでじょうご型になるものもあります。色は黒色→灰色→褐色→白色と変化し、表面は平滑でぬめりがなく、ひだは白色で柄に垂生します。

食用キノコの一つで、風味が良く、シメジに似た味わいがあるため、かつては、本種をビン栽培して株立ち状に仕立てたものが「シメジ」を名乗って流通していました。

現在では、袋栽培などによって、傘が大きい野生の形状に近い姿に仕立て、「ヒラタケ」の名前で市場に出回るようになりました。

食べ方

いずれのキノコも、風味と味わいが良く、癖もないので、汁物、鍋物、煮もの、炊き込みご飯、天ぷら、うどん、バター焼き、炒め物、などさまざまな料理に利用できます。

低カロリーで、三大栄養素の代謝に必要なビタミンB1・B2、ナイアシン、パントテン酸、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、ナトリウムを体外に出しやすくするカリウムなどが含まれているのが特長で、生活習慣病に効果があるとされています。

育て方

ブナシメジは菌床栽培用のキットが売られていて、家庭でも育てることができます。

詳細は、栽培用のキットの説明書を読んでください。

栽培ブロックの袋を切り開きます。
表面の菌を、掻き取ります。
水を注ぎ、染み込ませます。水道水で問題ありません。30分後、残っている水を捨てます。
付属の赤玉土に水を入れて湿らせ、表面に1~2cmの厚さになるように置いていきます。
1~2日1度、水を与えます。

日当たり・置き場所

直射日光や高温を避けてください。暗くて湿っぽい場所に置きます。
推奨温度は10~18℃。

用土

菌床がそのまま用土になります。

水やり

1~2日に1度程度、赤玉土が水に濡れるぐらい、コップや霧吹きで水を与えます。

施肥

菌床がそのまま肥料になります。

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

スポンサーリンク