楓 槭 槭樹 カエデ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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楓 槭 槭樹 カエデ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

楓 槭 槭樹 カエデ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

楓 槭 槭樹

カエデ

英語:Maple メイプル

Unicode:
[楓_0x6953]
[槭_0x69ED]
[槭_0x69ED][樹_0x6A39]

ムクロジ科カエデ属の落葉高木の総称で、世界におよそ130種が存在し、多くはアジアに自生している他、ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカにも生息します。

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日本は世界有数の多品種のカエデが見られる国で、自生種は27種、園芸種は120種以上あります。

日本のカエデとして代表されるのはイロハモミジで、福島県以南の山野に自生しているほか、秋が深まると美しく紅葉する様が愛好され、古くから広く栽培が行われています。

山野や川沿いに自生する他、公園や寺院、街路樹、里山、雑木林など各地に植栽され、群生地は多くの人が訪れる観光スポットになる場合が多いです。

園芸種として複数の栽培品種があり、葉が緑色から赤に紅葉するものや、最初から紫色に近い葉を持ったものもあります。

落葉樹が多く、落葉広葉樹林の主要構成種ですが、沖縄に自生するクスノハカエデのように常緑樹もあります。

葉は対生し、葉の形は掌状に切れ込んだものが多いですが、メグスリノキのように三出複葉や、ヒトツバカエデ、チドリノキ、クスノハカエデなど単葉のものもあります。

花は風媒花で、花弁は目立たなく小さいです。

果実は、片翼の翼果が二つずつ種子側に密着し、脱落するときは空気の抵抗を受けて回転し、滞空時間を稼いで風に運ばれやすくなっています。

材は、国産のものは楓材、西洋から輸入されたものはメイプル材と呼ばれて流通することが多いです。

サトウカエデといわれる種は樹液が甘いので、これを採集し煮詰めてメープルシロップを作ることで知られています。

モミジとカエデはどちらもカエデ科カエデ属で、植物の分類上は同種です。

葉の形状で名付け分けがされています。一般的には、葉の切れ込みが深いものをモミジ、浅いものをカエデと呼んでいます。

モミジの語源は秋に草の色が黄や赤に色づくことを意味する古い動詞「もみず」に由来し、カエデは葉の形がカエルの手に似ていることから、カエル手→カエデと転じたといわれています。

秋に紅葉を楽しむことを「紅葉狩り」と称し、古くは貴族の遊びであったとされています。

外国では、古くは木材やメイプルシロップの採取、薬用に利用されるのみでしたが、明治時代以後に日本のカエデが紹介されると、ジャパニーズ・メープルと呼ばれ、ガーデニング素材として人気を博し、西洋人が好む品種も作られ、日本に「西洋カエデ」として逆輸入されています。

現在では日本のカエデやモミジは、欧米の庭づくりでも人気が高い植物となっており、入手しづらく高価なため日本産のイロハモミジなどは盗難が発生する場合があるようです。

育て方は、本来は、日当たりが良い場所を好みますが、強い日差しに当たると葉が茶色く変色してしまうので、西日が差す場所は避け、1日のうち数時間程度日に当たる半日陰で栽培すると良いでしょう。

また、水はけがよく適度に湿度を保てる土壌を好みます。水はけが悪い場所だと根腐れを起こしやすくなるので注意しましょう。

鉢植えの場合は、夏場は半日陰になる場所に、冬場は寒風が吹きつけない場所に移動し、基本的には屋外で管理します。

品種によってはかなりの高木になる場合があるので、事前に良く調べ、植える場所を選びましょう。

用土は、水はけと水もちのが良く、有機物を含んだ土を好みます。植え付ける場所に、腐葉土や堆肥をたっぷりと漉き込み、良く耕しておきます。
鉢植えの場合は細粒と中粒が1:1の割合の赤玉土に、腐葉土を3割程度混ぜ込んだ用土を使います。市販の園芸用培土でも問題ありません。

水やりは、地植えの場合は、根づいてからは特に必要はありません。ただし、日照りが続き、土が乾燥しているときは適宜与えましょう。
鉢植えの場合は、春と秋は1日1回、夏場は乾燥しやすいので朝と夕方の1日2回、冬場は土が乾燥していたら、水やりをします。夏場は、土だけでなく葉にも水をかけるようにしましょう。葉が乾燥すると変色したり縮れたりします。

施肥は、寒肥として油かすや骨粉などの有機質肥料、または緩効性化成肥料を、株のまわりに溝を掘って埋めておきます。鉢植えの場合は表土に施します。
追肥はしなくてもよく育ちますが、株を大きくしたい場合は、4~5月と~9~10月にも同様の肥料を肥します。

花言葉は「調和」「美しい変化」「大切な思い出」「遠慮」「美しい変化」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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