榎茸 えのきだけ 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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榎茸 えのきだけ 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

榎茸

えのきだけ

英語: Enoki mushroom エノキマッシュルーム

Unicode: [榎_0x698E][茸_0x8338]

 

タマバリタケ科のキノコの一種。古くから食用とされ、エノキダケ、ナメタケ、ナメススキ、ユキノシタとも呼ばれます。原産地は未特定。

エノキ、カキ、コナラ、クワ、ポプラ、ヤナギなどの広葉樹の枯れ木や切り株に寄生する木材腐朽菌で、和名エノキタケ(エノキダケ)の由来は、枯れたエノキの根元に生えるキノコであることからとされています。

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野生の子実体の発生時期は気温の低い季節で、晩秋から初春にかけて。雪の中からでも発生します。

かさは直径2~8cmで中央が栗色あるいは黄褐色で周辺ほど色が薄くなり、かさの縁は薄い黄色またはクリーム色で、かさの表面は滑らかで強いぬめりと光沢があります。

一般に市場に流通するエノキタケのほとんどは、おがくず栽培されたもので、光を当てずに低温で育てているため、モヤシのように全体に白く、軸が細長いです。菌類は光合成は行なわず、成長そのものには光は不必要ですが、多くの菌類は子実体や胞子形成において光の影響を受けます。

食べ方

シャキシャキとした食感で、炒め物や焼き物、和え物、スープなどさまざまな調理法で楽しむことができます。

バターで炒めて、塩と醤油で味付けしたソテー
ベーコンで巻いて、油で焼く、ベーコン巻き
味噌汁の具
牛肉とえのきのにんにくしょうゆ炒め
酢の物

など、淡白な味わいのえのきは、様々な食材や料理法に合い、価格が安いこともあって、大変人気があります。

ただし、痛みやすいので、購入したらすぐに冷蔵庫で保管して、早めに消費しましょう。

野生のエノキタケは、光を浴びて育っているため、栽培ものとは、見た目や食感、風味も異なり、同じキノコとは思えないほどです。ぬめりと光沢があり、おろし和えや、焼き茸、味噌汁や鍋の具材などで食べると美味しいです。

育て方

えのきの栽培セットが売られていて、自宅で育てることができます。
寒い時期に生えるきのこなので、えのきの栽培キットも10月~3月までの、ほぼ冬季限定で販売されています。

菌床は生きているので、購入したら、長期保管せずに、腐敗しないうちにすぐ栽培を始めましょう。

栽培セットに栽培方法が書いてあるので、それに従ってください。

・菌床が入っている袋の上部をカット。
・菌床ブロック上面の白い膜を削り取って水をためる。
・30分程度水に浸しておく。30分程度たったら水を捨てる。
・付属の赤玉土で覆土。
・栽培用の袋の口を、洗濯ばさみなどで止める。

1~3週間くらいでえのきが生えてきます。

日当たり・置き場所

直射日光や高温にならない場所で管理しましょう。

用土

菌床のおがくずがそのまま培土になります。

水やり

菌床ブロック表面の赤玉土が乾いて色が薄くなってきたら、霧吹きなどで水を与えます。
おおよそ2日間に1度くらいが目安です。乾燥させないよう注意してください。

施肥

菌床のおがくずが養分となりますので、不要です。

花言葉

「協力」「共存共栄」など。

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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