浜梨 浜茄子 ハマナス 角字で花と植物の名前、漢字表記

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浜梨 浜茄子 ハマナス 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

浜梨 浜茄子 ハマナス 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

浜梨 浜茄子

ハマナス

英語:Japansese rose ジャパニーズローズ

Unicode:
[浜_0x6D5C][梨_0x68A8]
[浜_0x6D5C][茄_0x8304][子_0x5B50]

バラ科バラ属の落葉低木で、東アジアから東北アジアの温帯から冷帯にかけて分布します。サハリン、千島列島の他、日本では北海道に多く、石狩海岸、オホーツクの原生花園、野付半島に大群落が見られます。本州の太平洋側は茨城県、日本海側は島根県を南限として浜辺に分布します。

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海岸の砂地に生えて群落を作り、夏に赤い花(または白花)を咲かせます。花は香りが強く、香水の原料に、根は染料などに、花はお茶などに加工でき、果実はローズヒップと呼ばれ、ビタミンCが豊富で、美容効果が期待される食用にもなります。

公園や庭、街路にも植えられ、観賞用に栽培もされています。

晩夏の季語で、皇后雅子さまのお印に使われています。

完熟前の橙黄色の果実を35度の焼酎に3か月漬けて果実酒にすると、就寝前に盃1杯程度の飲用で、暑気あたり、低血圧、不眠症、滋養強壮、疲労回復、冷え症などに効果があるとされ、アイヌの間では腎臓の薬とされ、むくみの解消に根や実を煎じたものを飲んでいたとされています。

1~1.5mに成長し、地下茎を延ばして群生します。海岸ではやや匍匐性で高さは1m程度、通常の土では高さ2mほどに成長します。

幹は叢生し、樹皮は灰黒色から次第に灰色になり、短い軟毛とまっすぐな大小の刺が密生します。葉は互生し、葉脈に沿って網状に凹みがつき、葉縁に鋸歯があります。葉身は厚く、針がついています。細毛や棘は、潮風による塩分の付着を防いでいると考えられています。

花期は初夏から夏、枝先に1~3個ほど紅紫色(もしくは白色)の5弁花を咲かせ、甘い芳香があります。

果期は8~10月に結実し、2~3cmの偏球形で赤色、弱い甘みと酸味があります。

バラの一種であり、園芸バラの品種改良に用いられます。ヨーロッパに渡ったハマナスから、多くの園芸品種が作られました。

育て方は、日当たりと風通しが良い場所を好みます。寒さに強く、潮風にも強いですが、高温多湿は苦手ですので、ほかの植物が密集している場所や、夏の西日が当たる場所は避けましょう。
根がよく広がるので地植えする場合は深めに穴を掘ることがポイントです。鉢植えの場合は、大きめの鉢に植えましょう。

用土は、水はけの良い土を好みます。地植えの場合は、掘り起こした土に砂、腐葉土、堆肥を混ぜておきます。鉢植えの場合は、赤玉土7:腐葉土3の用土に堆肥を少量加えます。

水やりは、地植えにする場合は、基本的には水やりの必要はありません。自然の降雨に任せます。長い間雨が降らず、乾燥が続くときのみ、与えましょう。鉢植えの場合は、表土が乾いたら水やりをします。

施肥は、寒肥として1~3月に、お礼肥として7月~8月にそれぞれ、緩効性の化成肥料を株元に与えましょう。

花言葉は「豊かな香り」「見映えのよさ」「美しいかなしみ」「照り映える容色」「あなたの魅力にひかれます」「旅の楽しさ」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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