猫 ネコ 角字で哺乳類の名前、漢字表記

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猫 ネコ 哺乳類の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する動物についても簡単に解説しています。

ネコ

英語:Cat キャット

Unicode:[猫_0x732B]

狭義には食肉目ネコ科ネコ属のリビアヤマネコを家畜化したイエネコの通称。広義には、ヤマネコやネコ科動物全般を指すこともあります。

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家畜化の起源は、ネズミを捕獲させる目的で飼われ始めたリビアヤマネコの家畜化で、農耕が始まった時期の中東周辺で、山野でネズミやノウサギを追っていたヤマネコが、ネズミが数多く集まる穀物の貯蔵場所に、棲みついたのが始まりと考えられています。

穀物には手を出さず、害獣や害虫を捕食することから、穀物を守る益獣として大切にされるようになり、やがて家畜化に繋がったとされています。

益獣として大切にされるほか、古代エジプトでは、神の使いとして、また、イスラム教徒の間でも、大切にされるべき動物とされて、中東各地で愛されてきました。

日本には平安時代に、倉庫の穀物や経典類の番人として輸入されたと考えられてきましたが、発掘された須恵器に足形が付いていたなどの痕跡から、紀元前2世紀の弥生時代にはすでにいた可能性が出てきました。縄文時代に該当する出土骨もあるため、更に古い時代にもいたかもしれません。

ヨーロッパでは、一時期悪魔や魔女の使いとして、大量に殺害されたことがあります。ネコが減ったことでネズミが増え、ネズミが媒介するペストが大流行し、多くの人間が死に至ったといわれています。

現在では、有用性よりも、愛玩目的で、イヌと並ぶ代表的なペットとして、世界中で飼われています。

鋭い視覚、敏感な聴覚、優れた嗅覚を持ちます。

足音が非常に小さく、体臭は少ないですが、マーキングする際に分泌するフェロモンは独得の臭いがします。

高い平衡感覚に、柔軟性と瞬発力があり、狭い場所に入ったり、高い場所にも容易に登ることができ、高い場所から飛び降りて怪我をしにくいとされています。

独立心が強く、縄張り意識が高いのも特徴で、自分の領域を守るためのマーキング行動や、鳴き声、体の動きを使ったコミュニケーションも行います。

飼い主などに体を擦り付ける動作は、甘えると同時に、額、頬、口周囲、顎下、耳、肛門周囲ある皮脂腺から分泌したフェロモンを付着させる、マーキング行動です。自分のテリトリーや所有物であることを、他のネコに伝えるためです。

狩猟本能が強く、仲間同士の取っ組み合いや、猫じゃらしで遊びながら、その本能を発揮します。

本来は、肉食動物です。良質の高たんぱく質が必要です。

定期的な健康診断、ワクチン接種、そして適切なグルーミングが飼育には必要です。

トイレの躾は比較的容易ですが、他の訓練に関しては難しいことが多いですが、知能は高く、ヒトにも馴れやすいので、芸を覚えるネコもいます。

体の大きさは現生するネコ科の他のほとんどの動物に比べて小さく、体重は2.5~7.5kg程度。さらに大型の品種もいます。

汗腺は発達しておらず、汗がかけるのは足の裏(肉球)だけであるため、熱中症になりやすいです。

毛色や毛質は品種により、さまざまなパターンを持ちます。同品種でも多様な色彩や模様を持つ珍しい動物で、毛色や毛質の決定には遺伝子の働きによるところが大きいです。

繁殖力の高い動物です。一回の出産で4~8頭の子猫を産み、一年に2~4回の出産が可能です。また、妊娠中でも受精することができます。

よく眠る動物で、半日近くも睡眠に費やしています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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