猴麺包樹 バオバブ 角字で花と植物の名前、漢字表記

スポンサーリンク
猴麺包樹 バオバブ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

猴麺包樹

バオバブ

英語:Baobab バオバブ

Unicode:[猴_0x7334][麺_0x9EBA][包_0x5305][樹_0x6A39]

アオイ目アオイ科バオバブ属の総称。サバンナ地帯に多く分布します。

スポンサーリンク

幹は徳利のような形をしていて、高さは約30メートル、直径は約10メートルに及び、最大のものは南アフリカ共和国のリンポポにあり、高さ47メートル、直径15メートルです。

幹の中は空洞になることが多く、葉は幹の上部につき、乾季に落葉します。花は白色で大きく。果実はヘチマのように垂れ下がり、堅いです。

大木となると、幹に10トンもの水分を蓄えることができます。乾季になると葉を落として休眠し、休眠中は、幹内の水分で生き延びます。

年輪がないので樹齢を知ることは難しいですが、放射年代測定は可能で、数千年に達するといわれます。

姿形が、木が逆さまに生えているようで、悪魔が巨木を引き抜いて逆さまに突っ込んだようだといわれています。

サン・テグジュペリの『星の王子さま』では「悪いバオバブの木」と呼ばれ、放置すると星を破壊する有害な巨木として描かれており、見つけ次第抜かれてしまうことになっています。

アフリカ諸国では食用など様々に活用され、親しまれています。果肉は食用・調味料とされ、セネガルでは「サルのパン」と呼ばれます。ビタミンCがオレンジより多く、カルシウムも牛乳より多いといわれ、種子からは、油が採集できます。また、若葉を野菜として利用します。樹皮は煎じて解熱剤に用いられるほか、細かく裂いて編めば強靭なロープを作ることができます。

育て方は、年間を通して日当たりと風通しの良い場所に置いてあげます。直射日光は平気なので、たくさん日に当ててあげましょう。耐寒性はないので、沖縄ほどの温暖な地域以外は鉢植えにして、冬の休眠期は室内で寒さから守ります。

用土は、微酸性~中性で水はけの良いものを好みます。赤玉土小粒6:軽石小粒3:腐葉土1の割合で混ぜた土を使います。市販の園芸用培土に軽石を1~2割混ぜ込んだものでも良いです。鉢底には1cmほど軽石を敷き詰めるとよいでしょう。

水やりは、春から秋が成長期となるため、しっかり水を与えます。夏の猛暑の時期は、一番の成長期を迎えます。表土が乾いたら、たっぷりと与えます。1回の水やりの量としては鉢底から水が流れ出るくらいとします。休眠期に当たる冬の水やりは、ほとんどしなくてよいです。枯れない程度に様子を見ながら与えます。

施肥は、液体肥料を1000倍に希釈して、成長期(6~8月)に月3回を上限として与えるか、緩効性化成肥料を2ヵ月に1回与えます。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

スポンサーリンク