白葱 しろねぎ 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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白葱 しろねぎ 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

白葱

しろねぎ

英語: Nebuka-negi ネブカネギ

Unicode: [白_0x767D][葱_0x8471]

ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の植物。原産地は中国西部、中央アジアといわれており、東アジアでは食用に栽培されていて、日本では野菜の一つとして扱われています。

日本では全国的に栽培されていて、主産地は千葉県、茨城県、埼玉県、青森県などの東日本の地域です。

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分蘖して主に緑の葉の部分を食べる「葉ネギ」と、細長くのびて主に白い葉鞘の部分を食べる「長ネギ」(根深ネギ)と呼ばれる系統があります。

「長ネギ」(根深ネギ)とは、ネギの根本が白く長いネギのことをいい、「白ネギ」ともいいます。

「葉ネギ」と「長ネギ」は同じ植物で、成長とともに土を盛上げて陽に当てないようにして作ったものが「長ネギ」(根深ネギ、白ネギ)です。

東日本では単に「ネギ」というと風味が強く太い「長ネギ」(根深ネギ、白ネギ)を指し、他は「ワケギ」「アサツキ」「万能ネギ」「九条葱」などの固有名で呼んで区別をします。西日本では陽に当てて作った細い葉ネギを「青ネギ」と言い、根深ネギは「白ネギ」「ネブカ」などと呼びます。

ネギの葉は白い葉鞘(ようしょう)の部分と、緑色の葉身部からなって重なり、一見すると茎のように見えことから偽茎と呼ばれます。

葉身部は管状で太く、先端は尖り、白っぽい粉が吹いた緑色で、粘液を含んでいます。

ネギの花序は、葉の間から伸びた円柱状の花茎の先端につき、坊主頭に見えることから、俗に「ネギ坊主」と呼ばれます。

食べ方

日本では古くから冷奴、蕎麦、うどんなどの薬味として用いられるほか、焼き鳥、炒め物、ぬた、汁の実、鍋料理に欠かせない食材の一つです。

伝統的な民間療法では、風邪の初期症状にネギを細かく刻みいれた湯飲みに、味噌やしょうゆと鰹節、おろしショウガを加えて、熱湯を注いでしばらく置いてから飲む方法が知られています。

ネギの白い部分はビタミンC、青い部分にはカロテン、カルシウム、ビタミンKなどを含んでいます。白ネギは淡色野菜、葉ネギは緑黄色野菜に分類され、栄養的にも大きな差異があります。

育て方

白ネギは、土寄せを繰り返しながら葉鞘部を長く育てるので、土の量が制限されるプランター栽培には向いていません。

初夏(6-7月)に苗を畑に植え付けます。白い部分を育てるには、日を当てないように株に土寄せすることが重要になり、1か月に1回の頻度で土寄せと追肥を行います。

土寄せで葉鞘が遮光されると、3~4週間ほどで白く柔らかくなります。

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

ネギの根は、酸素を多く消費するため、水はけと通気が良い土を好みます。

土壌酸性度はpH6.0~6.5が好適です。石灰などで調整してください。
2週間前位に、苦土石灰1㎡当たり100gを混ぜながら深く耕します。
1週間前に、堆肥当たり2㎏/㎡、化成肥料100g/1㎡を加えて耕します。腐葉土を一緒に入れると水はけが良くなります。

水やり

少々乾燥気味でもネギは育つので、地植えの場合は、夏場などまとまった雨が長期間降らず、土が乾燥しているときにだけ朝や夕方に水やりをします。冬の水やりは不要です。

プランターの場合は、表土が乾燥しすぎているときや、葉がしおれているときにだけ水やりをします。

施肥

植え付けから、1ヶ月ほどしたら追肥を行います(化成肥料30g/1㎡位)。追肥をしたら、土の表面を軽く耕して株元に土寄せします。様子を見ながら、大体1ヶ月毎に追肥、土寄せを行います。

花言葉

「笑顔」「ほほえみ」「愛嬌」「挫けない心」など。

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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