笠子 カサゴ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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笠子 カサゴ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

笠子

カサゴ

英語:Scorpionfish スコーピオンフィッシュ Marbled rockfish マーブルドロックフィッシュ

Unicode: [笠_0x7B20][子_0x5B50]

カサゴ目フサカサゴ科(あるいはメバル科)に属する海水魚で、北海道南部以南の日本近海に生息しています。海外では朝鮮半島、中国、台湾、および、フィリピンまでの海域に分布します。

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全長30cm位。やや側扁形(平たい)で、頭部と口が大きく、体色は黒、赤など微妙な変化があり、下方に斑紋が多くでます。背鰭、腹鰭、尻鰭などにトゲがあり、頭部にもトゲが発達しています。

頭部が大きく、笠をかぶっているように見えることから「笠子」と名付けられたという説と、皮膚が爛れたように見えることから、「皮膚病にかかって瘡(かさ。かさぶた)ができたような魚」との意味での「瘡魚」が語源であるとする説もあります。

沿岸の岩礁や海藻群の中などで暮らしています。護岸のコンクリートの割れ目や、石垣の間、テトラポットの間などにいる事も多いです。

海底で生活することが多く、昼は物陰に潜み、夜になると餌を探して泳ぎ出します。食性は肉食性で、ゴカイ、甲殻類、小魚などを大きな口で素早く捕食します。

卵胎生で、10月~11月に繁殖を迎え、体内受精を行い、11月から4月の間に卵ではなく仔魚を産みます。

白身に脂がのっていて非常に美味しいため、食用魚として和・洋ともにさまざまな料理に用いられます。
主な料理法は、鍋料理、潮汁、味噌汁、塩焼き、唐揚げ、刺身、握り寿司、ブイヤベース、アクアパッツァなどです。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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