花一華 ハナイチゲ アネモネ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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花一華 ハナイチゲ アネモネ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

花一華

ハナイチゲ アネモネ

英語:Anemone アネモネ

Unicode: [花_0x82B1][一_0x4E00][華_0x83EF]

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年性球根植物で、和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)などです。

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原産地は、ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域で、温帯から亜寒帯にかけて約100種が分布します。イスラエルでは国花となっています。

地中海地方では、雨の多い冬に生育し、初夏に地上部が枯れると球根となり、暑く乾燥する夏を越します。
日本では、気温の下がる秋に芽を出して春に花を咲かせ、夏に地上部を枯らして球根で休眠します。そのため春の球根花の代表となっています。

神話や伝説にも多く登場しており、ヨーロッパから各地へは、十字軍や巡礼者が伝播させたと言われています。

花が美しいため、品種改良された様々な園芸品種が栽培されています。交配も盛んに行われており、毎年のように新しい品種ができています。

花の時期は一般に春先で、花形は一重のものから八重咲きのものがあり、花色も桃、青、赤、白など多彩です。草丈も切花用の高性のものから低いものまであります。

種には長い毛が生えていて、風で運ばれます。このため「風」が由来となっている名前が各地で見られます。

アルメニア共和国の国花です。

キンポウゲ科で、全草に毒を持っています。草汁が肌に触れると皮膚炎や水疱を引き起こすことがあります。食べたり、草汁が付いた指をなめたり、目をこすったりしないように注意してください。

耐寒性が強い、開花期が長い、初心者でも育てやすいといった特長から、ガーデニングなどで人気があります。

育てる場合は、太陽が好きなので、水はけと風通しのよい日なたで管理しましょう。耐寒性は強いですが、球根が凍ると弱ってしまうため、真冬は凍らない場所に置きましょう。

水はけのよい土を好みます。赤玉土(中粒):腐葉土3:酸度調整済みピートモス2の配合に、適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料、用土1リットル当たり3gの有機石灰を加えたものなどを用います。市販の球根用の栽培用土(アネモネ用であればベスト)でも問題ありません。

鉢植えでは、植えつけてから、4~5日たってから水を与えます。初夏に地上部が枯れるまで、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。地上部が枯れたら水やりをやめ、雨のかからない日陰に置いて鉢土を完全に乾かします。10月になったら、水やりを再開します。雨水がかかる庭植えでは、水やりは不要です。

施肥は、肥料が少ないと花がたくさん咲かないので、鉢植えの場合は10月から3月の間は2週に1回ほど、薄めの液体肥料を与えます。庭植えでは、元肥のみで十分です。

花言葉は「あなたを愛します」「はかない恋」、白は「真実」「期待」、紫は「あなたを信じて待つ」、赤は「君を愛す」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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