赤芽芋 あかめいも 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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赤芽芋 あかめいも 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

赤芽芋

あかめいも

英語: Celebes セレベス

Unicode: [赤_0x8D64][芽_0x82BD][芋_0x828B]

東南アジアが原産のサトイモ科植物。原産国のインドネシア周辺では「タロイモ」の名称で知られています。
インドネシアのセレベス島(現スラウェシ島)が原産国であることが、セレベスという名前の由来になっています。

赤い芽と茎が特徴で、日本では「赤芽芋(赤目芋)」と呼ばれています。似たものに「赤目大吉」という品種もあります。

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新しい作物であるように思われますが、日本では縄文時代ごろには伝わり、古くから栽培されており、江戸時代以前は、煮物やみそ汁などの食べ方で庶民の間でもよく知られていました。煮物やみそ汁などの和食以外にもいろいろな食べ方ができるのも魅力の1つにあります

日本では千葉県を中心に栽培されています。収穫時期は9月~1月。旬は11月、12月です。

里芋には「親芋」「子芋」「孫芋」があります。栽培の際は種芋を植えますが、最初にできた部分が「親芋」で、そこから芽、茎、葉が付き、土の中では、「子芋」や「孫芋」が増えていきます。品種によってどの芋を食べるのかは異なりますが、赤芽芋は「親子兼用品種」と呼ばれ、「親芋」と「子芋」が食べられます。なお、赤芽芋には「孫芋」はできません。

食べ方

煮物にする場合は、一度軽く茹でてから、水を替えて調味料を入れて煮込むと味が良く染み込みます。
茹でるのが面倒な時は、レンジでも問題ありません。ひたひたの水を入れてレンジで暖めます。
煮込み料理やスープ類の場合は、下ごしらえの段階で中まで火が通ってなくても大丈夫です。

揚げ物、煮物、唐揚げ、お味噌汁、サラダ、グラタンなど和洋問わず利用できます。
ポテトサラダをると、ジャガイモよりもコクがある感じがとても上品な仕上がりになります。

ぬめり・とろみは少しある程度なので、あまり気になりません。

育て方

子芋を植えて育てます。低温が苦手なので、植え付けの時期は気温が安定して暖かくなってから行います。

日当たり・置き場所

日当たりの良い場所を好みます。

用土

苦土石灰に堆肥を混ぜたものを、1週間~10日ほど寝かせます。植え付けの1週間前を目安に、化成肥料の元肥をベースの土にしっかりと混ぜ込んで行きます。

水やり

乾燥が苦手なので、植え付け後にはたっぷりと水を与えましょう。
土の表面が乾燥したらたっぷりと与えます。気温が高い場合は敷き藁をマルチングに使うと乾燥対策に役立ちます。

施肥

肥料を好みます。草丈が30cmになったら、追肥を兼ねて土寄せをします。土寄せと追肥は植えつけから収穫までに3回行います。最初の土寄せは5cmを目安にしますが、2回目・3回目の土寄せは10cmを目安にします。なお追肥には化成肥料がおすすめです。

花言葉

「繁栄」「愛のきらめき」「無垢の喜び」など。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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