鴨脚樹 公孫樹 イチョウ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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鴨脚樹 公孫樹 イチョウ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

鴨脚樹 公孫樹

イチョウ

英語:Ginkgo ギンコゥ

Unicode:
[鴨_0x9D28][脚_0x811A][樹_0x6A39]
[公_0x516C][孫_0x5B6B][樹_0x6A39]

イチョウは、中国原産の裸子植物で、落葉性の高木です。ギンキョウ、ギンナン、ギンナンノキとも呼ばれます。
雌雄異株で、約2億年前の中生代ジェラ紀に栄えた古い種族ですが、仲間の多くは氷河期に絶滅し、現在イチョウ科の木はこれのみで「生きた化石植物」と呼ばれています。

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葉が燃えにくく、幹や枝にも耐火性があるため、「火伏の木」と呼ばれ、火災防止のために公園、学校、寺院や神社の境内に多く植えられました。

秋には葉が美しい黄色に染まるので、観賞用に街路樹や公園に植えられることも多いです。イチョウの街路樹は秋の観光スポットとしても人気があります。
また、食用、漢方、建材用としても栽培されます。

雌雄異体で、雌株と雄株があります。銀杏が実るのは雌株で、花のみが雄株です。イチョウは裸子植物なので、雌株の種になる胚珠が裸状態で花の中にあります。

開花時期は4月で、雄株から花粉が飛散します。1kmほど離れていても雌株に届けば、雌株の花にある胚珠の花粉室に雄株の花粉が蓄えられます。

種子は食用となり、ふつう「ギンナン」はこの種子を指すことが多いです。一度に沢山食べると中毒を起こします。
葉のエキスにはフラボノイド配糖体やテルベンラクトンが含まれ、血液の循環を改善する効果や記憶力を維持する効果があるとして健康食品に利用されています。

育て方は、日当たりの良い場所を好みます。乾燥に強く、暑さや寒さにも強いので、日当たりさえ良ければ比較的どこでも育ちます。

生長するのが早く、高木の中でも背丈が高くなる木のため、基本的には地植え向きです。植える場所は慎重に決めましょう。鉢植えで育てることもできますが、生長が速いので、大きめの鉢に植えましょう。

地植えでは、自然に生長させていくと30mくらいの高さになるため、庭木よりも神社仏閣の境内や公園、街路樹として植えられることが多いです。

特に土質を選びません。植え付ける前に、腐葉土を混ぜて寝かせておきます。
鉢植えで育てる場合は、赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土、もしくは野菜か果樹用の培土を使います。

地植えの場合は、植え付け直後にたっぷりと水を与えます。根付いてからの水やりは雨任せで問題ありません。鉢植えの場合は、土が乾いたら、たっぷりと水を与えてあげてください。

施肥は、根が非常に良く張るので、広範囲に渡って土から栄養を吸収することができます。肥料は頻繁に与える必要はありません。
1年か2年に1度、12〜2月の冬期に、リンやカリを主体とした肥料を適量与えましょう。窒素を多く与えすぎてしまうと、葉がきれいな黄色に色付きません。

花言葉は「荘厳」「長寿」「鎮魂」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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