麻幹花 オガラバナ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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麻幹花 オガラバナ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

麻幹花

オガラバナ

英語:Acer ukurunduense エイサー ウクルンドゥエンセ

Unicode: [麻_0x9EBB][幹_0x5E79][花_0x82B1]

カエデ科カエデ属の落葉小高木で、アジアでは、東シベリア、樺太、南千島、中国東北部、朝鮮に分布します。
日本では北海道、本州の中部地方以北と奈良県に分布し、低山または亜高山帯の林縁に生育します。

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和名の由来は、樹木が麻幹(おがら:皮をはいだ麻の茎のこと)のように柔らかいことから。また、花穂が直立することから別名ホザキカエデとも呼ばれます。

樹高は3~10mに達します。

葉は長さ4~8cmの葉柄をもって対生。葉身は長さ、幅ともに6~13cm、掌状に5-7浅裂・中裂し、裂片の先端は鋭くとがり、基部は浅心形から切形になり、縁には欠刻状の鋸歯があります。葉の表面は短毛が散生し、裏面の脈上に淡褐色の短軟毛が生え、裏面全体に灰白色の軟毛が密生します。

花期は6-8月。長さ10-20cmの円柱形の複総状花序を直立させ、花は花序に100~200個つき、黄緑色。花弁、萼片は5個、雄蕊は8個。子房には細軟毛があり、2分する花柱は外曲します。

果期は9~10月。果実は翼果で2個の分果からなり、分果の長さは1.5~2cm程です。

育て方は、日当たりのいい場所を好みますが、直射日光と乾燥を嫌います。夏場に強い日差しの当たらない場所で育てましょう。

用土は、水はけと通気性がよく、適度に湿度を保てる肥沃な土を好みます。植え付ける前に、腐葉土をたっぷりと漉き込んでおきます。
鉢植えで育てる際は、赤玉土7:腐葉土1:黒土2の割合で混ぜたものを使用します。
盆栽として育てる場合は、赤玉土を単独で使用します。

水やりは、地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。乾燥がひどい時は与えてください。
鉢植えの場合は、表土が乾燥し始めたら与えるようにしましょう。

施肥は、落葉後すぐに有機物と緩効性化成肥料を混ぜたものを与えます。リン酸とカリウムが多めに含まれている肥料をおすすめします。

花言葉は「大切な思い出」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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