西瓜 すいか 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

西瓜
すいか
英語: Watermelon ウォーターメロン
Unicode: [西_0x897F][瓜_0x74DC]
ウリ科のつる性一年草。また、その果実のこと。果実を食用にするために世界中で栽培されています。
原産地は熱帯アフリカで、南アフリカ中央部カラハリ砂漠と周辺サバンナともいわれており、紀元前4000年代にはすでに栽培されていたとされています。
西瓜の漢字は中国語の西瓜(シーグァ xīguā)に由来し、スイカは「西瓜」の唐音です。
紀元前500年頃には地中海を通じヨーロッパ南部へ伝来し、地中海の乾燥地帯での栽培が続けられるうちに果実を食べる植物として発達しました。
日本に伝わった時期は、西方から中国(唐)に伝わったスイカが、平安時代に日本に渡ったといわれています。
江戸時代初期には栽培が広がりを見せ、初期のスイカは黒皮系の品種で、江戸時代にはすでに販売されていました。日本全国に広まったのは江戸時代後期とされています。
つる性植物で、雌雄異花。花色は黄色。
葉は切込みが深く、丸みを帯びており、葉身は約25cm。葉の深い切れ込みは乾燥に耐えて少しでも蒸散を減らすために進化したもので、表面積が小さくなっています。
夏に球形または楕円形の甘味を持つ果実を付け、緑に黒の縞模様のほか、縞がないものや深緑のものなどさまざまな品種があり、果実は園芸分野では野菜とされます。
食べ方
夏の7~8月が主な旬とされています。
みずみずしい食感と甘味を持つスイカの果実は、日本では主に生で食べられます。
甘さを強めるため、日本では塩を掛けて食べますが、イスラエルの場合は、ブルガリアチーズと呼ばれている白くて硬質な塩漬けチーズを振り掛けるそうです。
世界では、ジェラート、ゼリー、缶詰などに加工されることも多いです。
アジアでは種子を炒って歯で割り、中身を食べる地域が多く、中国では西瓜子と呼ばれ、酒のつまみ、料理、菓子などに用いられており、炒って味付けされたものは日本に輸入されています。
果肉や種子に含まれるカリウムは、むくみ解消ならびに利尿作用があるため、暑さで体力を消耗し水分を過剰摂取することで起こりがちな夏バテに効果があるとされています。
育て方
原産地が砂漠などの乾燥地帯であることから、高温・乾燥・強光線の環境を好む性質があり、日本の梅雨のような環境は苦手です。
耐酸性力に優れ、pH 5.0でも生育できます。
発芽地温は、25~30℃で、生育適温25℃前後です。
連作を嫌います。つる割病等が生しやすくなるので、4~5年の輪作をするか、接ぎ木栽培にします。ユウガオやカボチャを台木とした接ぎ木栽培が一般的です。家庭菜園では接ぎ木は難しいので、接ぎ木苗の購入をおすすめします。
受粉率が低いため、人工授粉が必要となります。
自家受粉では良質な実は着果しないため、複数の株を植え、互いに受粉させると良いでしょう。
日当たり・置き場所
高い気温と強い光を好む野菜で、日当たりが良い場所でよく育ちます。
用土
土壌はあまり選びませんが、水はけがよいことが条件です。
耐酸性力に優れ、pH 5.0でも生育できます。
植え付ける2週間位前に、苦土石灰を1平方メートル当たり2握り(約100g)、1穴(40cm四方、深さ30cm)当たり堆肥を約2kg、元肥は化成肥料(N:P:K=8:8:8)を1握り(約50g)を混ぜ込んでおきます。
水やり
原産地が砂漠なので、乾燥には強いです。地植えの場合は、植え付け時にたっぷりと水を与え、育った後は降雨のみで問題ありません。プランターの場合は、表土が乾いたら、底から水が出るまでたっぷりと与えます。
施肥
施肥では元肥のチッ素が多いとツルができすぎて着果が悪くなるので、元肥のチッ素は控えめにします。
また、元肥が多いと、着果や玉の肥大が悪くなるので注意します。
アミノ酸入り液肥を、着果後から定期的に施用すると果実の肥大や品質が向上します。
花言葉
「どっしりしたもの」「かさばるもの」など。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.































































2文字コード:MZ 3文字コード:MOZ 数字:508 ITU:258 ccTLD:.mz







































































































































