意気揚々 いきようよう 角字でことわざ、四字熟語

意気揚々 いきようよう 得意げで威勢良く、誇らしげに振る舞う様子。元気はつらつとして、物事を行う様子。 有名なことわざや四字熟語の漢字を角字で表現してみました。熟語の意味も簡単に解説しています。

意気揚々

いきようよう

Iki-Youyou

High spirits

Unicode: [意_0x610F][気_0x6C17][揚_0x63DA][々_0x3005]

得意げで威勢良く、誇らしげに振る舞う様子。元気はつらつとして、物事を行う様子。
「意気」は積極的な気持ち、気力、気概。「揚揚」は得意な様子。

「史記(しき)」晏嬰伝(あんえいでん)が出展

斉の晏嬰は優れた宰相で、人々から高く尊崇されていた。晏嬰は小柄であったが、所作は控えめで、馬車に乗っている時でも隅に座っていた。

だが、馬車の御者は、晏嬰の威光を傘に、胸を張って大得意、馬に鞭を打ち鼻息も荒く大層自慢げで、「意気揚揚」という有様であった。

ある日のこと、御者の妻が帰ってきた夫に離婚を迫り、

「晏嬰様は小柄ですが、身分も高く極めて優秀な宰相です。しかしながら謙虚に振る舞っておられます。それに引き換え、貴方は立派な体格のくせに、たかが御者の身分で、なぜあのように得意げに威張り散らしているのでしょうか。私はこれ以上、貴方と連れ添いたくありません」と、涙ながらに訴えた。

御者はそれを聞き、大いに反省して素直に自分の態度を改め、謙虚に行動するようになった。

後にこの御者は、話を聞いた晏嬰に推薦されて大夫にまで昇進したという。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.