紫露草 ムラサキツユクサ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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紫露草 ムラサキツユクサ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

紫露草

ムラサキツユクサ

英語:Day flower ディフラワー

Unicode: [紫_0x7D2B][露_0x9732][草_0x8349]

ツユクサ科の多年生草本で、原産地は北アメリカで、南アメリカまで約75種が分布します。
17世紀にヨーロッパに園芸植物として伝わり、現在では世界各地で栽培されていたり、ヨーロッパの他、アジア、アフリカ、オーストラリアなど各地で帰化植物として定着しています。
北米やヨーロッパでは、観賞用植物として人気があり、よく栽培されています。

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草丈30~80㎝程度に成長します。
葉は細長い剣状で、雨露を弾き、株元から四方に伸びます。直立するものと横に伸びるものがあり、葉が黄色味を帯びる品種もあります。
花期は6月~9月頃で、大きな3枚の花弁を優雅に広げ、早朝から開花し、暑い晴れた日には早く萎み、曇りや雨の日には夕方まで咲いています。一輪の花は短命ですが、開花期が長く、数輪ずつ咲き続けます。花色は青、紫、ピンク、白、複色など多彩です。一重咲きですが、八重咲きの品種もあります。

育て方は、日なたから半日陰まで適応します。耐寒性も耐暑性も強く、植える場所をあまり選びません。

地植えの場合は、土に腐葉土を混ぜ込んで、水はけを良くし、元肥として、完熟堆肥を混ぜ込んで植え付けます。
鉢植えの場合は、市販の草花用培土を使うか、赤玉土6:腐葉土4などの配合土を使います。

水やりは、庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

施肥は、庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、春と秋に緩効性化成肥料を置肥する程度で十分です。

ムラサキツユクサの花言葉は「ひとときの幸せ」「尊敬しています」「快活」「尊敬しているが恋愛ではない」です。

 

単にツユクサとだけ呼んだ場合は、日本の在来種である「ツユクサ(露草、鴨跖草、鴨跖、学名: Commelina communis)」を指す場合が多いです。こちらはツユクサ科ツユクサ属の一年生植物で、畑の隅や道端で見かけることの多い雑草です。日本全土を含む東アジアで自生して、アメリカ東北部などにも帰化しています。

朝咲いた花が昼しぼむことが、朝露を連想させることから「露草」と名付けられたと言われています。
「万葉集」に読まれるほど、古くから日本人の身近にある親しまれてきた植物です。

草丈は15~50cmで、茎は地面を這います。6月~9月にかけて1.5~2cmほどの青い花をつけ、花弁は3枚、上部の2枚は青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立ちません。雌しべが1本、雄しべが6本で、アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまいます。
花の季節に全草を採って乾燥させたものは鴨跖草(おうせきそう)と呼ばれ、下痢止め、解熱などに用いられます。
また、花が咲いている時期は食用にもなります。食べると美味しい野草として有名です。クセやアクがほとんどなく、普通の葉物野菜と同じような食べ方が出来る様です。サラダ、和え物、おひたし、煮びたし、炒め物、酢の物、天ぷらなどが主な料理法です

育て方は、一般的なツユクサの種や苗はあまり流通していません。自分で種や全草を採集するか、山野草専門の販売店などを調べてみましょう。

日当たりの良い場所から日陰まで、湿り気のある環境であればどのような場所でも良く育ちます。繁殖力が旺盛なので、地植えの場合は、他の植物に影響が無いか十分に考えましょう。

地上部は這うように横へ広がりますが、根は太くまっすぐに下へ伸びます。多少のスペースや深さが必要です。
鉢で栽培する場合は6号以上のサイズを使用しましょう。

土は選びません。水はけ、水もちが良ければ、どのような土でもよく育ちます。
鉢植えの場合は赤玉土と腐葉土を混ぜた土を使いましょう。

湿った土を好みます。地植えの場合は、雑草として扱われる植物なので、水やりは雨水で十分です。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

施肥は、地植えの場合は、繁殖力旺盛で他の植物を駆逐するほどなので基本的には不要です。
鉢植えの場合は、葉の色が薄くなったら、薄めた液肥などを与えます。少なめで良いです。

ツユクサの花言葉は「尊敬」「恋の心変わり」「なつかしい関係」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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