蜜柑 ミカン 角字で花と植物の名前、漢字表記

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蜜柑 ミカン 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

蜜柑

ミカン

英語:Mandarin マンダリン

Unicode: [蜜_0x871C][柑_0x67D1]

ミカン科の常緑低木、またはその果実のことで、様々な栽培品種があり、食用や香料などとして利用されています。
ミカンをはじめとする柑橘の原種は、インドのアッサム地方を発祥として、ミャンマー、タイ、中国等へ広まり、中国では古くから食用や薬用として栽培が行われていました

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日本では、タチバナと沖縄のシークヮーサーが在来種で、「古事記」「日本書紀」に、垂仁天皇の命を受けて、田道間守が持ち帰った「非時香菓(ときじくのかくのみ)」を持ち帰ったとされ、非時香菓とはタチバナであるともダイダイであるとも小ミカンであるとも言われています。
その後も中国から、キンカンやウスカワミカンなどの柑橘が伝来しましたが、食用としてよりも薬用として用いられていました。

日本で「ミカン」と呼んだ場合は、通常ウンシュウミカンを指します。ウンシュウミカンの名称は、中国の温州から入った種子を日本で育てた品種であるという意味ですが、、ウンシュウミカンの原産地は日本の不知火海沿岸とされていて、温州から伝来したというわけではないようです。
江戸時代に普及していたのは、より小型のキシュウミカン(紀州蜜柑)であり、「みかん」を代表していたのは紀州蜜柑で、手まり歌の歌詞にも残っています。

ミカンをはじめとする柑橘類は、多くの種類が鉢植えやプランター栽培も可能で、家庭で育てることもできます。

育て方は、品種によって違いはありますが、日当たりや排水のよい場所が適しています。生育温度は、一年の平均気温が12~18℃、最低気温が-7~-3℃以上必要です。
植え付けは2~4月上旬で、その頃になると苗木が販売されます。苗木を選ぶ時は、葉の緑が濃く、量が多いものを選びましょう。

アゲハチョウの幼虫による食害を受けます。ひどいときには葉が全て食べられることもあります。幼虫の活動期には、防虫ネットをかぶせるか、場合によっては農薬の散布も必要になります。

土はあまり選びません。水はけ、水もちの良いことが大切です。基本的には赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。地植えの場合は、水はけの良い土に腐葉土を漉き込んで植えます。

水やりは、地植えする場合は基本的に必要はありません。ただし、夏場に10日以上雨が降らない場合や、土が乾燥している場合は与えます。鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷり水やりをします。

施肥は、地植えも鉢植えも、2月頃の新芽が出る前、6月頃の開花直後、9月の果実が大きくなる時期、11月の収穫直後と、年4回施しましょう。春には有機質肥料、それ以外は吸収効率が高い化成肥料がおすすめです。

花言葉は「純粋」「愛らしさ」木は「寛大」「気前の良さ」、実は「美しさ」「優しさ」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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