蝦夷菊 エゾギク 角字で花と植物の名前、漢字表記

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蝦夷菊 エゾギク 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

蝦夷菊

エゾギク

英語:China aster チャイナ アスター

Unicode: [蝦_0x8766][夷_0x5937][菊_0x83CA]

キク科の園芸植物で、かつてはシオン属(Aster)に分類されていたため、一般にアスターと呼ばれていましたが現在では1種だけでエゾギク属(Callistephus)に分類されます。原産地は朝鮮半島北部と滿洲。観賞用の他、切り花、特に仏花用として栽培されています。

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日本では江戸時代から改良が進み、日本のエゾギクは欧米でも非常に人気があります。

半耐寒性一年草で、草丈は30~100cmに成長し、茎は直立します。

葉は柄があり、長楕円形で互生、茎・葉共に白い毛が生えている。

開花期は7月~8月で、花は花径3cmくらいの小輪から10cmを超える大輪まであり、花色は白、ピンク、赤、藍色など、中心の黄色と美しいコントラストをなす物も多です。花形は、一重咲きと八重咲き、ぽんぽん咲きがあり、管弁のものもあります。

耐寒性があり、寒い地方では割合よく育ちますが、温暖地では病気が出やすく栽培しにくいです。

連作障害を起こしやすいので、エゾギクを5年ほど植えていない土地に植える必要があります。

育て方は、日当たりの良い場所を好みます。

用土は、水はけの良い土を好みます。腐葉土を漉き込んで、水はけを良くしておきます。酸性土を嫌いますので、植え付ける2週間前程度に石灰を混ぜ込みます。
連作を嫌うので、同じ場所では5~6年育てることができません。

鉢植えにする場合は赤玉土6:腐葉土4の配合で混ぜた土を使用します。植え替えの場合も同じ土では連作障害を起こすので、土を入れ替える必要があります。

タネまきは秋まきと春まきができますが、春にまいた方が育てやすいです。

水やりは、やや乾燥気味を好みますが、つぼみが付くまでは土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにして、つぼみが見えてきたらやや乾燥気味に保ちます。

施肥は、植え付ける際に緩効性肥料を土に混ぜ込んでおきます。追肥は速効性の化成肥料を1ヶ月に1回株元に与えるか、液体肥料を1週間に1回与えます。つぼみがつく頃まで続けます

花言葉は「信頼」「あなたを信じているけど心配」「多様性」「変化」「忠実」「貞節」「私はあなたを想う」。紫は「恋の勝利」「私の愛はあなたの愛より深い」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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